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〘733㌻〙

第1章

1 アダム、セツ、エノス 2 ケナン、マハラレル、ヤレド 3 エノク、メトセラ、ラメク 4 ノア、セム、ハム、ヤペテ

5 ヤベテの子等こらはゴメル、マゴグ、マデア、ヤワン、トバル、メセク、テラス 6 ゴメルの子等こらはアシケナズ、リパテ、トガルマ 7 ヤワンの子等こらはエリシヤ、タルシシ、キツテム、ドダニム

8 ハムの子等こらはクシ、ミツライム、プテ、カナン 9 クシの子等こらはセバ、ハビラ、サブタ、ラアマ、サブテカ、ラアマの子等こらはセバとデダン 10 クシ、ニムロデをうめかれはじめて權力ちからあるものとなれり 11 ミツライムはルデびとアナミびとレハビびとナフトびと 12 パテロスびとカスルびとカフトリびとうめりカスルびとよりペリシテびといでたり 13 カナンその冡子うひごシドンおよびヘテを 14 またヱブスびとアモリびとギルガシびと 15 ヒビびとアルキびとセニびと 16 アルワデびとゼマリびとハマテびとうめ

17 セムの子等こらはエラム、アシユル、アルバクサデ、ルデ、アラム、ウズ、ホル、ゲテル、メセク 18 アルバクサデ、シラをみシラ、エベルをうめ 19 エベルに二人ふたりうまれたりその一人ひとりをベレグ(分󠄃わかれ)とかれひと分󠄃わかれたればなりそのおとうとをヨクタンと 20 ヨクタンはアルモダデ、シヤレフ、ハザルマウテ、ヱラ 21 ハドラム、ウザル、デクラ 22 エバル、アビマエル、シバ 23 オフル、ハビラおよびヨハブをうめ是等これらはみなヨクタンのなり

24 セム、アルバクサデ、シラ 25 エベル、ベレグ、リウ 26 セルグ、ナホル、テラ 27 アブラムこれすなはちアブラハムなり
 733㌻ 

28 アブラハムの子等こらはイサクおよびイシマエル 29 かれらの子孫しそんのごとしイシマエルの冡子うひごはネバヨテ次󠄄つぎはケダル、アデビエル、ミブサム 30 ミシマ、ドマ、マツサ、ハダデ、テマ 31 ヱトル、ネフシ、ケデマ、イシマエルの子孫こらかくごと

32 アブラハムのそばめケトラのうめのごとしかれジムラン、ヨクシヤン、メダン、ミデアン、イシバク、シユワをうめりヨクシヤンの子等こらはシバおよびデダン 33 ミデアンの子等こらはエバ、エペル、ヘノク、アビダ、エルダア是等これらはみなケトラのうめなり〘564㌻〙

34 アブラハム、イサクをうめりイサクの子等こらはヱサウとイスラエル

35 エサウの子等こらはエリバズ、リウエル、ヱウシ、ヤラム、コラ 36 エリバズの子等こらはテマン、オマル、ゼビ、ガタム、ケナズ、テムナ、アマレク 37 リウエルの子等こらはナハテ、ゼラ、シヤンマ、ミツザ

38 セイの子等こらはロタン、シヨバル、ヂベオン、アナ、デシヨン、エゼル、デシヤン 39 ロタンの子等こらはホリとホマム、ロタンのいもうとはテムナ 40 シヨバルの子等こらはアルヤン、マナハテ、エバル、シピ、オナム、ヂベオンの子等こらはアヤとアナ 41 アナの子等こらはデシヨン、デシヨンの子等こらはハムラム、エシバン、イテラン、ケラン、 42 エゼルの子等こらはビルハン、ザワン、ヤカン、デシヤンの子等こらはウズおよびアラン

43 イスラエルの子孫しそんをさむるわういまだ有󠄃あらざる前󠄃さきにエドムのをさめたる王等わうたちのごとしベオルのベラその都城󠄃みやこはデナバといふ 44 ベラしにてボズラのゼラのヨバブこれにかはりてわうとなり 45 ヨバブしにてテマンびとのホシヤムこれにかはりてわうとなり
 734㌻ 
46 ホシヤムしにてベダデのハダデこれにかはりてわうとなれりかれモアブのにてミデアンびとうてりその都城󠄃みやこはアビテといふ 47 ハダデしにてマスレカのサムラこれにかはりてわうとなり 48 サムラしにかはほとりなるレホボテのサウルこれにかはりてわうとなり 49 サウルしにてアクボルのバアルハナンこれにかはりてわうとなり 50 バアルハナンしにてハダデこれにかはりてわうとなれりその都城󠄃みやこはパイといふそのつまはマテレデの女子むすめにしてをメヘタベルといへりマテレデはメザハブのむすめなり 51 ハダデもしにたり  エドムの諸侯しよこうのごとし、テムナこうアルヤこうヱテテこう

52 アホリバマこうエラこうピノンこう 53 ケナズこうテマンこうミブザルこう 54 マグデエルこうイラムこうエドムの諸侯しよこうかくのごとし

第2章

1 イスラエルの子等こらのごとしルベン、シメオン、レビ、ユダ、イツサカル、ゼブルン 2 ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アセル

3 ユダの子等こらはエル、オナン、シラなり この三にんはカナンのむすめバテシユアがユダによりてうみたるなり ユダの長子うひごエルはヱホバの前󠄃まへあしことをなしたればこれころしたまへり 4 ユダのよめタマルはユダによりてペレヅとゼラとをうめりユダの子等こら都合あはせてにんなりき〘565㌻〙

5 ペレヅの子等こらはヘヅロンおよびハムル 6 ゼラの子等こらはジムリ、エタン、ヘマン、カルコル、ダラ都合あはせてにん 7 カルミのはアカル、アカルはのろはれしものにつきてつみをかしてイスラエルをなやませしものなり 8 エタンのはアザリヤ

9 ヘヅロンにうまれたる子等こらはヱラメル、ラム、ケルバイ 10 ラム、アミナダブをみアミナダブ、ナシヨンをうめりナシヨンはユダの子孫ひと〴〵牧伯きみなり
 735㌻ 
11 ナシヨン、サルマをみサルマ、ボアズを 12 ボアズ、オベデをみ、オベデ、ヱツサイをうめ 13 ヱツサイのうめもの長子うひごはエリアブ その次󠄄つぎはアミナダブ その三はシヤンマ 14 その四はネタンエル その五はラダイ 15 その六はオゼム その七はダビデ 16 かれらの姉妹しまいはゼルヤとアビガル、ゼルヤのうめはアビシヤイ、ヨアブ、アサヘルあはせて三にん 17 アビガルはアマサをうめり アサの父󠄃ちゝはイシマエルびとヱテルといふものなり

18 ヘヅロンのカレブはそのつまアズバによりまたヱリオテによりてまうけたりそのうめ子等こらのごとし ヱシル、シヨバブおよびアルドン 19 アズバしにたればカレブまたエフラタをめとれり エフラタ、カレブによりてホルをうめ 20 ホル、ウリをみ ウリ、ベザレルをうめ

21 そののちヘヅロンはギレアデの父󠄃ちゝマキルのむすめ所󠄃ところにいれりそのこれめとれるときは六十さいなりきかれヘヅロンによりてセグブをうめ 22 セグブ、ヤイルをうめりヤイルはギレアデのまち二十三を有󠄃もて 23 しかるにゲシユルおよびアラム彼等かれらよりヤイルの邑々まち〳〵およびケナテとその郷里むらざとなど都合あはせて六十のまちとれこれみなギレアデの父󠄃ちゝマキルの子等こらなりき 24 ヘヅロン、カレブエフテタにしにのちヘヅロンのつまアビヤそのアシユルをうめりアシユルはテコアの父󠄃ちゝなり

25 ヘヅロンの長子うひごヱラメルの子等こら長子うひごはラム 次󠄄つぎはブナ、オレン、オゼム、アヒヤ 26 ヱラメルはまたほかつまをもてりそのをアタラといふかれはオナムのはゝなり 27 ヱラメルの長子うひごラムの子等こらはマアツ、ヤミン、エケル 28 オナムの子等こらはシヤンマイ、ヤダ、シヤンマイの子等こらはナダブおよびアビシユル 29 アビシユルのつまはアビハイルといふかれアバンおよびモリデをうめ 30 ナダブの子等こらはセレデおよびアツパイム、セレデはなくしてしね
 736㌻ 
31 アツパイムのはイシ、イシのはセシヤン、セシヤンのはアヘライ〘566㌻〙 32 シヤンマイの兄弟きやうだいヤダのはヱテルおよびヨナタン、ヱテルはなくしてしね 33 ヨナタンの子等こらはペレテおよびザザ、ヱラメルの子孫しそんかくのごとし 34 セシヤンは男子なんしなくしてたゞ女子によしありしのみなるがセシヤンにヤルハとなづくるエジプトのしもべありければ 35 セシヤンそのむすめをこのしもべヤルハにあたへてつまとなさしめたりかれヤルハによりてアツタイをうめ 36 アツタイ、ナタンをみナタン、ザバデを 37 ザバデ、エフラルをみ エフラル、オベデを 38 オベデ、ヱヒウをみ ヱヒウ、アザリヤを 39 アザリヤ、ヘレヅをみ ヘレヅ、ヱレアサを 40 ヱレアサ、シスマイをみ シスマイ、シヤルムを 41 シヤルム、ヱカミヤをみ ヱカミヤ、エリシヤマをうめ

42 ヱラメルの兄弟きやうだいカレブの子等こらはその長子うひごをメシヤといふこれはジフの父󠄃ちゝなり ジフのはマレシヤ、マレシヤはヘブロンの父󠄃ちゝなり 43 ヘブロンの子等こらはコラ、タツプア、レケム、シマ 44 シマはラハムをうめり ラハムはヨルカムの父󠄃ちゝなり レケムはシヤンマイをうめ 45 シヤンマイのはマオン、マオンはベテスルの父󠄃ちゝなり 46 カレブのそばめエパでハラン、モザおよびガゼズをうめり ハランはガゼズをうめ 47 ヱダイの子等こらはレゲム、ヨタム、ゲシヤン、ペレテ、エバ、シヤフ 48 カレブのそばめマアカはシベルおよびテルハナを 49 またマデマンナの父󠄃ちゝシヤフおよびマクベナとギベアの父󠄃ちゝシワをうめり カレブの女子むすめはアクサといふ

50 カレブの子孫しそんのごとしエフラタの長子うひごホルのはキリアテヤリムの父󠄃ちゝシヨバル 51 ベテレヘムの父󠄃ちゝサルマおよびベテカデルの父󠄃ちゝハレフ 52 キリアタヤリムの父󠄃ちゝシヨバルの子等こらはハロエにメヌコテびと半󠄃なかば 53 またキリアテヤリムの宗族やからはイテリびとプヒびとシユマびとミシラびと 是等これらよりザレアびとおよびエシタオルびといでたり 54 サルマの子孫しそんはベテレヘム、ネトバびとアタロテベテヨアブ、マナハテびと半󠄃なかばおよびゾリびと 55 ならびにヤベヅに住󠄃すめ諸士しよし宗族やからすなはちテラテびとシメアテびとスカテびと是等これらはケニびとにしてレカブのいへ先祖せんぞハマテよりいでたるものなり
 737㌻ 

第3章

1 ヘブロンにてうまれたるダビデの子等こらのごとし長子うひごはアムノンといひてヱズレルびとアヒノアムよりうまその次󠄄つぎはダニエルといひてカルメルびとアビガルよりうま 2 その三はアブサロムといひてゲシユルのわうタルマイのむすめマアカのうめその四はアドニヤといひてハギテのうめなり〘567㌻〙 3 その五はシバテヤといひてアビタルよりうまその六はイテレアムといひてつまエグラよりうま 4 この六にんヘブロンにてかれにうまれたりダビデ彼處かしこにてわうたりしことねんと六月󠄃げつまたヱルサレムにてわうたりしこと三十三ねん 5 ヱルサレムにてうまれたるその子等こらのごとしシメア、シヨバブ、ナタン、ソロモンこの四にんはアンミエルのむすめバテシユアよりうま 6 またイブハル、エリシヤマ、エリペレテ 7 ノガ、ネペグ、ヤピア 8 エリシヤマ、エリアダ、エリペレテの九にん 9 これみなダビデのなりこのほかにまた妾等そばめどもうめ子等こらありかれらの姉妹しまいにタマルといふものあり

10 ソロモンのはレハベアムそのはアビヤそのはアサそのはヨシヤパテ 11 そのはヨラムそのはアハジアそのはヨアシ 12 そのはアマジヤそのはアザリヤモのはヨタム 13 そのはアハズそのはヒゼキヤそのはマナセ 14 そのはアモンそのはヨシア 15 ヨシアの子等こら長子うひごはヨハナンその次󠄄つぎはヱホヤキムその三はゼデキヤその四はシヤルム 16 ヱホヤキムの子等こらはそのはヱコニアそのはゼデキヤ 17 俘擄人とらはれびとヱコニアの子等こらはそのシヤルテル 18 マルキラム、ペダヤ、セナザル、ヱカミア、ホシヤマ、ネダビヤ 19 ペダヤの子等こらはゼルバベルおよびシメイ、ゼルバベルの子等こらはメシユラムおよびハナニヤその姉妹しまいにシロミテといふものあり
 738㌻ 
20 またハシユバ、オヘル、ベレキヤ、ハサデヤ、ユサブヘセデの五にんあり 21 ハナニヤの子等こらはベラテヤおよびヱサヤまたレバヤの子等こらアルナンの子等こらオバデヤの子等こらシカニヤの子等こらあり 22 シカニヤのはシマヤ、シマヤの子等こらはハツトシ、イガル、バリア、ネアリア、シヤパテの六にん 23 ネアリアの子等こらはエリヨエナイ、ヒゼキヤ、アズリカムの三にん 24 エリヨエナイの子等こらはホダヤ、エリアシブ、ペラヤ、アツクブ、ヨハナン、デラヤ、アナニの七にん

第4章

1 ユダの子等こらはペレヅ、ヘヅロン、カルミ、ホル、シヨバル 2 シヨバルのレアヤ、ヤハテをみヤハテ、アホマイおよびラハデをうめ是等これらはザレアびと宗族やからなり 3 エタムの父󠄃ちゝうめもののごとしヱズレル、イシマおよびイデバシその姉妹しまいはハゼレルポニといふ 4 ゲドルの父󠄃ちゝペヌエル、ホシヤの父󠄃ちゝエゼル是等これらはベテレヘムの父󠄃ちゝエフラタの長子うひごホルの子等こらなり〘568㌻〙 5 テコアの父󠄃ちゝアシユルは二人ふたりつま有󠄃もてすなはちヘラとナアラ 6 ナアラ、アシユルによりてアホザム、へペル、テメニおよびアハシタリをうめ是等これらはナアラのうめなり 7 ヘラのうめはゼレテ、ヱゾアル、エテナン 8 ハツコヅはアヌブおよびゾベバをうめり ハルムのアハルヘルの宗族やからかれより 9 ヤベヅはその兄弟きやうだいうちにてもつと尊󠄅たふとばれたるものなりきそのはゝわれくるしみてこれをうみたればといひてそのをヤベヅ(くるしみ)となづけたり 10 ヤベヅ、イスラエルのかみよばはりわれ祝福めぐみ祝福めぐみわがさかひ擴󠄂おしひろ御手みてをもてわれたすわれをして災難わざはひかゝりてくるしむことなからしめたまへといへかみそのもとむる所󠄃ところゆるしたまふ 11 シユワの兄弟きやうだいケルブはメヒルをうめりメヒルはエシトンの父󠄃ちゝなり 12 エシトンはベテラパ、パセアおよびイルハナシの父󠄃ちゝテヒンナをうめ是等これらはレカのひとなり 13 ケナズの子等こらはオテニエルおよびセラヤ、オテニエルのはハタテ
 739㌻ 
14 メオノタイはオフラをみセラヤはヨアブをうめりヨアブはカラシム(工匠たくみだに人々ひと〴〵父󠄃ちゝなり彼處かしこのものは工匠たくみなればかくいふ 15 ヱフンネのカレブの子等こらはイル、エラおよびナアム、エラの子等こらおよびケナズ 16 ヱハレレルの子等こらはジフ、ジバ、テリア、アサレル 17 エズラの子等こらはヱテル、メレデ、エペル、ヤロン、メレデのつまはミリアム、シヤンマイおよびイシバをうめり イシバはエシテモアの父󠄃ちゝなり 18 そのユダヤびとなるつまはゲドルの父󠄃ちゝヱレデとシヨコの父󠄃ちゝへベルとザノアの父󠄃ちゝヱクテエルをうめ是等これらはメレデがめとりたるパロのむすめビテヤのうめなり 19 ナハムの姉妹しまいなるホデヤのつまめる子等こらはガルミびとケイラの父󠄃ちゝおよびマアカびとエシテモアなり 20 シモンの子等こらはアムノン、リンナ、ベネハナン、テロン、イシの子等こらはゾヘテおよびべネゾヘテ 21 ユダのシラの子等こらはレカの父󠄃ちゝエル、マレシヤの父󠄃ちゝラダおよび織布ぬのおるものいへ宗族やからすなはちアシベアのいへ者等ものども 22 ならびにモアブにしゆたりしヨキム、コゼバの人々ひと〴〵ヨアシおよびサラフなり またヤシユブ、レハムといふものありその記錄きろくふる 23 是等これらもの陶工すゑものしにしてネタイムおよびゲデラに住󠄃わうりてそのようをなせり

24 シメオンの子等こらはネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラ、シヤウル 25 シヤウルのはシヤルム そのはミブサムそのはミシマ 26 ミシマのはハムエル そのはザツクル そのはシメイ 27 シメイには男子なんし十六にん女子によしにんありしがその兄弟きやうだいたちにはおほくあらざりきまたその宗族やからものすべてユダの子孫しそんほどには殖增ふえまさざりき〘569㌻〙 28 かれらの住󠄃すめところはベエルシバ、モラダ、ハザルシユアル 29 ビルハ、エゼム、トラデ 30 ベトエル、ホルマ、チクラグ 31 ベテマルカボテ、ハザルスシム、ベテビリ、シヤライム是等これらまちはダビデのにたるまで彼等かれら有󠄃ものたりき
 740㌻ 
32 その村郷むらざとはエタム、アイン、リンモン、トケン、アシヤンのいつつまちなり 33 またこの邑々まち〳〵周󠄃圍󠄃まはり衆多おほくむらありてバアルにまでおよべりかれらの住󠄃處すみどころかくのごとくにしてかれ各々おの〳〵系譜󠄃けいふあり 34 メシヨバブ、ヤムレク、アマジヤのヨシヤ 35 ヨエル、アシエルの曾孫ひこセラヤのまごヨシビアのヱヒウ 36 ヱリオエナイ、ヤコバ、ヱシヨハヤ、アサヤ、アデヱル、ヱシミエル、ベナヤ 37 およびシピのジザ、シピはアロンの アロンはヱダヤの ヱダヤはシムリの シムリはシマヤのなり 38 こゝげたる者等ものどもはその宗族やからうちかしらたるものにしてその宗家そうけおほい蔓延󠄅ひろがれ 39 彼等かれらはそのむれのために牧場まきばもとめんとてゲドルの西にしにおもむきたにひがしかたにいたり 40 つひに膏腴󠄂ゆたかなる牧場まきばいだせしがそのひろ靜穩おだやかにして安寧やすらかなりきさきより其處そこ住󠄃すみたりしものはハムびとなればなり 41 すなはかみにそのしるしたる者等ものどもユダのわうヒゼキヤの往󠄃ゆきかれらの幕屋まくやうちやぶりかれらと其處そこをりしメウニびとこと〴〵ほろぼしこれかはりて其處そこ住󠄃すみ今日こんにちにいたるはそのむれかふべき牧場まきば其處そこにありたればなり 42 またシメオンの子孫しそんもの五百にんばかりイシの子等こらペラテア、ネアリア、レバヤ、ウジエルをかしらとしてセイルやませめゆき 43 アマレキびと逃󠄄のがれて遺󠄃のこれるものうちほろぼして今日こんにちまで其處そこ住󠄃すめ

第5章

1 イスラエルの長子ちやうしルベンの子等こらのごとしルベンは長子ちやうしなりしがその父󠄃ちゝとこけがししによりてその長子ちやうしけんはイスラエルのヨセフの子等こらあたへらるしかれども系譜󠄃けいふ長子ちやうしけんにしたがひてしるすべきにあら 2 そはユダそのしよ兄弟きやうだい勝󠄃まさものとなりてきみたるものそのなかよりいづればなりたゞ長子ちやうしけんはヨセフにぞく 3 すなはちイスラエルの長子ちやうしルベンの子等こらはハノク、パル、ヘヅロン、カルミ 4 ヨエルのはシマヤ そのはゴグ そのはシメイ 5 そのはミカ そのはレアヤ そのはバアル 6 そのはベエラ このべエラはアッスリヤのわうテルガテピルネセルにとらへられてゆけりかれはルベンびとうち牧伯つかさたるものなりき〘570㌻〙 7 かれ兄弟きやうだいはその宗族やからりその歷代れきだい系譜󠄃けいふによればのごとしかしらヱイエルおよびゼカリヤ
 741㌻ 
8 ベラなどなりベラはアザズのシマのまごヨエルの曾孫ひこなりかれアロエルに住󠄃みてをネボ、バアルメオンにまでおよぼししが 9 ギレアデのにてその家畜かちく殖增ふえましければまたひがしかたユフラテがは此方こなたなる荒野あらの極端はしにまでおよぼせり 10 またサウルのときにハガリびと戰爭いくさしてこれをうちやぶりギレアデのひがし全󠄃ぜんなるかれらの幕屋まくや住󠄃すみたり

11 ガドの子孫しそんはこれと相對あひむかひてバシヤンのにすみてをサルカにまでおよぼせり 12 かしらはヨエル次󠄄つぎはシヤパム、ヤアナイ、シヤパテともにバシヤンにをれ 13 かれらの兄弟きやうだいはその宗家そうけによればミカエル、メシユラム、シバ、ヨライ、ヤカン、ジア、ヘベル都合あはせてにん 14 是等これらはホリのアビハイルの子等こらなり ホリはヤロアのヤロアはギレアデのギレアデはミカエルのミカエはヱシサイのヱシサイはヤドのヤドはブズの 15 アヒはアブデルのアブデルはグニのグニはその宗家そうけちやうたり 16 かれらはギレアデとバシヤンとその郷里むらざととシヤロンのしよ郊地かうち住󠄃すみその四方よもさかひおよぼせり 17 是等これらはみなユダのわうヨタムのとイスラエルのわうヤラベアムの系譜󠄃けいふのせたるなり

18 ルベンの子孫しそんとガドびととマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれにはいでたゝかふべきものまんせんひやく六十にんありみな勇󠄃士ゆうしにしてたてほことをゆみきかつよくたゝかものなり 19 彼等かれらハガリびとおよびヱトル、ネフシ、ノダブなど戰爭いくさしけるが 20 助力たすけをかうむりて攻擊せめうちたればハガリびとおよびこれともなりし者等ものどもみなかれらのにおちいれりかれぢんちうにてかみびこれをたのみしによりてかみこれをきゝいれたまひしがゆゑなり 21 かくてかれらその家畜かちくうばひとりしに駱駝らくだまん ひつじ二十五まん 驢馬ろばせんありひとまんありき 22 またころされてたふれたるものおほしその戰爭たたかひかみよれるがゆゑなりしかしてかれらはこれがかはりて住󠄃すみそのとらへうつさるるときにおよべり
 742㌻ 

23 マナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれ人々ひと〴〵はこの住󠄃ふえひろがりてつひにバシヤンよりバアルヘルモン、セニルおよびヘルモンやままでをおよぼせり 24 その宗家そうけちやうのごとしすなはちエペル、イシ、エリエル、アズリエル、ヱレミヤ、ホダヤ、ヤデエルこれみなその宗家そうけちやうにしてある大勇󠄃士だいゆうしなりき

25 彼等かれらその先祖せんぞたちかみにむかひてつみをかかつ彼等かれら前󠄃まへかみほろぼしたまひしくに民等たみどもかみしたひてこれと姦淫かんいんしたれば〘571㌻〙 26 イスラエルのかみアッスリヤのわうブルのこゝろふりおこしまたアッスリヤのわうテグラテビレセルのこゝろふりおこしたまへりかれつひにルベンびととガドびととマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれとをとらへゆきこれをハウラとハボルとハラとゴザンのかは邊󠄎ほとりとにうつせり彼等かれら今日こんにちまで其處そこにあり

第6章

1 レビの子等こらはゲルシヨン、コハテ、メラリ 2 コハテの子等こらはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル 3 アムラムの子等こらはアロン、モーセ、ミリアム、アロンの子等こらはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル 4 エレアザル、ピネハスをみ ピネハス、アビシユアを 5 アビシユア、ブツキをみ ブツキ、ウジを 6 ウジ、ゼラヒヤをみ ゼラヒヤ、メラヨテを 7 メラヨテ、アマリヤをみ アマリヤ、アヒトブを 8 アヒトブ、ザドクをみ ザドク、アヒマアズを 9 アヒマアズ、アザリヤをみ アザリヤ、ヨハナンを 10 ヨハナン、アザリヤをうめこれアザリヤはヱルサレムなるソロモンの建󠄄たてたるみやにて祭司さいしつとめをなせしものなり 11 アザリヤ、アマリヤをみ アマリヤ、アヒトブを 12 アヒトブ、ザドクをみ ザドク、シヤルムを 13 シヤルム、ヒルキヤをみ ヒルキヤ、アザリヤを 14 アザリヤ、セラヤをみ セラヤ、ヨザダクを
 743㌻ 
15 ヨザダグはヱホバ、ネブカデネザルのをもてユダおよびヱルサレムのひととらへうつしたまひしときとらへられて往󠄃ゆけ

16 レビの子等こらはゲルシヨン、コハテおよびメラリ 17 ゲルシヨンの子等こらのごとしリブニおよびシメイ 18 コハテの子等こらはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル 19 メラリの子等こらはマヘリおよびムシ、レビびと宗族やからはその宗家そうけによればかくのごとし 20 ゲシヨンのはリブニ そのはヤハテ そのはジンマ 21 そのはヨア そのはイド そのはゼラ そのはヤテライ 22 コハテのはアミナダブ そのはコラ そのはアシル 23 そのはエルカナ そのはエビアサフ そのはアシル 24 そのはタハテ そのはウリエル そのはウジヤ そのはシヤウル 25 エルカナの子等こらはアマサイおよびアヒモテ 26 エルカナについてはエルカナのはゾバイ そのはナハテ 27 そのはエリアブ そのはヱロハム そのはエルカナ 28 サムエルの子等こら長子うひごはヨエル 次󠄄つぎはアビヤ〘572㌻〙 29 メラリのはマヘリ そのはリブニ そのはシメイ そのはウザ 30 そのはシメア そのはハギヤ そのはアサヤなり

31 契󠄅約けいやくはこ安置あんちせしのちダビデ人々ひと〴〵たててヱホバのいへにて謳歌うたうたふことつかさどらせたり 32 彼等かれら集會しふうくわい幕屋まくや住󠄃所󠄃じうしよ前󠄃まへにて謳歌うたうたふことをおこなひきたりしがソロモン、ヱルサレムにヱホバのいへ建󠄄たつるにおよびその次󠄄序ついでしたがひてそのしよくをつとめたり 33 たち奉事つとめをなせるものおよびその子等こらのごとしコハテの子等こらうちヘマンは謳歌師うたうたひのをさたり ヘマンはヨルの ヨエルはサムエルの 34 サムエルはエルカナの エルカナはヱロハムの ヱロハムはエリエルの エリエルはトアの 35 トアはヅフの ヅフはエルカナの エルカナはマハテの マハテはアマサイの
 744㌻ 
36 アマサイはヱルカナの エルカナはヨエルの ヨエルはアザリヤの アザリヤはゼパニヤの 37 ゼパニヤはタハテの タハテはアシルの アシルはエビアサフの エビアサフはコラの 38 コラはイヅハルの イヅハルはコハテの コハテはレビの レビはイスラエルのなり 39 ヘマンの兄弟きやうだいアサフ、ヘマンのみぎたてり アサフはベレキヤの ベレキヤはシメアの 40 シメアはミカエルの ミカエルはバアセヤの バアセヤはマルキヤの 41 マルキヤはエテニの エテニはゼラの ゼラはアダヤの 42 アダヤはエタンの エタンはジンマの ジンマはシメイの 43 シメイはヤハテの ヤハテはゲルシヨンの ゲルシヨンはレビのなり 44 またかれらの兄弟きやうだいなるメラリ人等びとらそのひだりたてそのうちのエタンはキシのなり キシはアブデの アブデはマルクの 45 マルクはハシヤビヤの ハシヤビヤはアマジヤの アマジヤはヒルキヤの 46 ヒルキヤはアムジの アムジはバニの バニはセメルの 47 セメルはマヘリの マヘリはムシの ムシはメラリの メラリはレビのなり 48 かれらの兄弟きやうだいなるレビびとかみいへ幕屋まくやもろ〳〵つとめにんぜられたり

49 アロンおよびその子等こら燔祭はんさいだんかうだんうへものさゝぐることをつかさどりまた至聖󠄃所󠄃いときよきところもろ〳〵わざをなしかつイスラエルのためにあがなひをなすことをつかさどれりすべかみしもべモーセのめいじたるごとし 50 アロンの子孫しそんのごとし アロンのはエレアザル そのはピネハス そのはアビシユア 51 そのはブツキ そのはウジ そのはゼラヒヤ〘573㌻〙 52 そのはメラヨテ そのはアマリヤ そのはアヒトブ 53 そのはザドク そのはアヒマアズ

54 アロンの子孫しそん住󠄃すみどころ四方よもさかひうちにありその閭里さとしたがひていはばごとまづコハテびと宗族やからくじによりてたるところはこれなり 55 すなはちユダのうちよりはヘブロンとその周󠄃圍󠄃まはり郊地かうちたり 56 たゞしそのまち田野たはた村々むら〳〵はヱフンネのカレブにせり
 745㌻ 
57 すなはちアロンの子孫しそんたるまち逃󠄄遁󠄅のがれのまちなるヘブロン、リブナとその郊地かうち ヤツテルおよびエシテモアとそれらの郊地かうち 58 ホロンとその郊地かうち デビルとその郊地かうち 59 アシヤンとその郊地かうち ベテシメシとその郊地かうちなり 60 またベニヤミンの支󠄂派󠄄わかれうちよりはゲバとその郊地かうち アレメテとその郊地かうち アナトテとその郊地かうちたり かれらのまちはその宗族やからうち都合あはせて十三ありき

61 またコハテの子孫しそん支󠄂派󠄄わかれうちこのほかなるものはかの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれうちすなはちマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれうちよりくじによりてとをまちたり 62 またゲルシヨンの子孫しそん宗族やからはイツサカルの支󠄂派󠄄わかれアセルの支󠄂派󠄄わかれナフタリの支󠄂派󠄄わかれおよびバシヤンなるマナセの支󠄂派󠄄わかれうちより十三のまちたり 63 またメラリの子孫しそん宗族やからはルベンの支󠄂派󠄄わかれガドの支󠄂派󠄄わかれおよびゼブルンの支󠄂派󠄄わかれうちよりくじによりて十二のまちたり 64 イスラエルの子孫しそんまちとその郊地かうちとをレビびとあたへたり 65 すなはちユダの子孫しそん支󠄂派󠄄わかれとシメオンの子孫しそん支󠄂派󠄄わかれとベニヤミンの子孫しそん支󠄂派󠄄わかれうちよりしてこゝあげたる是等これらまちくじによりてこれあたへたり

66 コハテの子孫しそん宗族やからはまたエフライムの支󠄂派󠄄わかれうちよりもまちてその領地りやうちとなせり 67 すなはちそのたる逃󠄄遁󠄅のがれのまちはエフライムやまのシケムとその郊地かうちおよびゲゼルとその郊地かうち 68 ヨクメアムとその郊地かうち ベテホロンとその郊地かうち 69 アヤロンとその郊地かうち ガテリンモンとその郊地かうちなり 70 またマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれうちよりはアネルとその郊地かうち ビレアムとその郊地かうちこれみなコハテの子孫しそん遺󠄃のこれる宗族やからせり

71 ゲルシヨンの子孫しそんせしものはマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれ宗族やからうちよりはバシヤンのゴランとその郊地かうち アシタロテとその郊地かうち 72 イツサカルの支󠄂派󠄄わかれうちよりはゲデシとその郊地かうち ダベラテとその郊地かうち 73 ラモテとその郊地かうち アネムとその郊地かうち
 746㌻ 
74 アセル支󠄂派󠄄わかれうちよりはミシアルとその郊地かうち アブドンとその郊地かうち 75 ホコクとその郊地かうちレホブとその郊地かうち 76 ナフタリの支󠄂派󠄄わかれうちよりはガリラヤのゲデシとその郊地かうち ハンモンとその郊地かうち キリアタイムとその郊地かうち〘574㌻〙

77 このほかものすなはちメラリの子孫しそんせしものはゼブルンの支󠄂派󠄄わかれうちよりはリンモンとその郊地かうち タボルとその郊地かうち 78 ヱリコにたいするヨルダンの彼旁かなたすなはちヨルダンのひがしにおいてルベンの支󠄂派󠄄わかれうちよりは曠野あれののベゼルとその郊地かうち ヤザとその郊地かうち 79 ケデモテとその郊地かうち メバアテとその郊地かうち 80 ガドの支󠄂派󠄄わかれうちよりはギレアデのラモテとその郊地かうち マハナイムとその郊地かうち 81 ヘシボンとその郊地かうち ヤゼルとその郊地かうち

第7章

1 イツサカルの子等こらはトラ、プワ、ヤシユブ、シムロムの四にん 2 トラの子等こらはウジ、レバヤ、ヱリエル、ヤマイ、ヱブサム、サムエルこれみなトラのにして宗家そうけちやうなりその子孫しそん大勇󠄃士だいゆうしたるものはダビデのにはその數󠄄かずまんせんぴやくにんなりき 3 ウジのはイズラヒヤ、イズラヒヤの子等こらはミカエル、オバデヤ、ヨエル、イツシヤの五にんこれみなかしらたるものなりき 4 その宗家そうけによればその子孫しそんうち軍旅󠄃ぐんりよそつまんせんにんありき彼等かれらつまおほ有󠄃もちたればなり 5 イツサカルのすべて宗族やからうちなるその兄弟きやうだいたちすなはち簿󠄃ふみ記載のせたる大勇󠄃士だいゆうし都合あはせてまんせんにん

6 ベニヤミンの子等こらはベラ、ベケル、ヱデアエルの三にん 7 ベラの子等こらはエヅボン、ウジ、ウジエル、ヱレモテ、イリの五にん みなその宗家そうけちやうなりその簿󠄃ふみ記載のせたる大勇󠄃士だいゆうしは二まんせん三十四にん 8 ベケルの子等こらはセミラ、ヨアシ、エリエゼル、エリオエナイ、オムリ、ヱレモテ、アビヤ、アナトテ、アラメテこれみなベケルの子等こらにして宗家そうけちやうなり 9 その子孫しそんうち簿󠄃ふみ記載のせたる大勇󠄃士だいゆうしは二まんひやくにんなりき 10 またヱデアエルのはビルハン、ビルハンの子等こらはヱウシ、ベニヤミン、エホデ、ケナアナ、ゼタン、タルシシ、アビシヤハル
 747㌻ 
11 これみなヱデアエルのにして宗家そうけちやうたりきその子孫しそんうちぢんにのぞみてたゝか大勇󠄃士だいゆうしまんせんひやくにんありき 12 またイリの子等こらはシユパムおよびホパム、またアヘラのはホシム

13 ナフタリの子等こらはヤジエル、グニ、ヱゼル、シヤルムこれみなビルハのうめなり

14 マナセの子等こらはそのつまうめものはアシリエルそのそばめなるスリアのをんなうめものはギレアデの父󠄃ちゝマキル 15 マキルはホパムとシユバムのいもうとはマアカといふものつまめとれりその次󠄄つぎものはゼロペハデといふゼロペハデには女子によしありしのみ 16 マキルのつまマアカ男子なんしうみてそのをペレシとよべりそのおとうとはシヤレシ、シヤレシの子等こらはウラムおよびラケム〘575㌻〙 17 ウラムのはベダン是等これらはマナセのマキルのなるギレアデの子等こらなり 18 そのいもうとハンモレケテはイシホデ、アビエゼル、マヘラをうめ 19 セミダの子等こらはアヒアン、シケム、リキ、アニヤム

20 エフライムのはシユテラ そのはベレデ そのはタハテ そのはエラダ そのはタハテ 21 そのはザバデ そのはシユテラ エゼルとエレアデはガテの土人どじんこれをころせりかれくだりゆきてこれが家畜かちくうばはんとしたればなり 22 その父󠄃ちゝエフライムこれがためにかなしむことひさしかりければその兄弟きやうだいたちきたりてこれをなぐさめたり 23 かくてのちエフライムそのつま所󠄃ところにいりけるにはらみて男子なんしうみたればそのをベリア(災難わざはひ)となづけたりそのいへ災難わざはひありたればなり 24 エフライムの女子むすめセラはかみしものベテホロンおよびウゼンセラを建󠄄たてたり 25 ベリアのはレバおよびレセフ そのはテラ そのはタハン 26 そのはラダン そのはアミホデ そのはエリシヤマ 27 そのはヌン そのはヨシユア
 748㌻ 

28 エフライムの子孫しそん產業さんげふ住󠄃處すまひどころはベテルとその郷里むらざと またひがしかたにてはナアラン 西にしかたにてはゲゼルとその郷里むらざと またシケムとその郷里むらざと およびアワとその郷里むらざと 29 またマナセの子孫しそんくにざかひ沿󠄄そふてはベテシヤンとその郷里むらざと タアナクとその郷里むらざと メギドンとその郷里むらざと ドルとその郷里むらざとなり イスラエルのヨセフの子孫しそん是等これらところ住󠄃すめ

30 アセルの子等こらはイムナ、イシワ、ヱスイ、ベリアおよびその姉妹しまいセラ 31 ベリアの子等こらはヘベルおよびマルキエル、マルキエルはビルザヒテの父󠄃ちゝなり 32 ヘベルはヤフレテ、シヨメル、ホタムおよびその姉妹しまいシユワをうめ 33 ヤフレテの子等こらはバサク、ビムハル、アシワテ、ヤフレテの子等こらかくのごとし 34 シヨメルの子等こらはアヒ、ロガ、ホバおよびアラム 35 シヨメルの兄弟きやうだいヘレムの子等こらはゾバ、イムナ、シレン、アマル 36 ゾバの子等こらはスア、ハルネペル、シユアル、ベリ、イムラ 37 ベゼル、ホド、シヤンマ、シルシヤ、イテラン、ベエラ 38 ヱテルの子等こらはヱフンネ、ピスパおよびアラ 39 ウラの子等こらはアラ、ハニエルおよびリヂア 40 これみなアセルの子孫しそんにして宗家そうけちやうたり挺󠄂出ぬきんでたる大勇󠄃士だいゆうしたりしやうくわんかしらたりきその簿󠄃ふみ記載のせたるぢんにのぞみてたゝかものまんせんにんあり〘576㌻〙

第8章

1 ベニヤミンのうめもの長子うひごはベラ その次󠄄つぎはアシベル その三はアハラ 2 その四はアハ その五はラパ 3 ベラの子等こらはアダル、ゲラ、アビウデ 4 アビシユア、ナアマン、アホア 5 ゲラ、シフパム、ヒラム 6 エホデの子等こらのごとし是等これらはゲバのたみ宗家そうけちやうなりこれはマナハテにうつされたり 7 すなはちナアマンおよびアヒヤとともにゲラこれをうつせるなりエホデの子等こらはすなはちウザとアヒウデこれなり 8 シヤハライムはそのつまホシムとバアラをさりのちモアブのくににおいてまた子等こどもまうけたり 9 かれがそのつまホデシによりてまうけたる子等こらはヨバブ、ヂビア、メシヤ、マルカム
 749㌻ 
10 ヱウツ、シヤキヤおよびミルマこれその子等こらにして宗家そうけちやうなり 11 かれまたホシムによりてアビトブとエルパアルをまうけたり 12 エルパアルの子等こらはエベル、ミシヤムおよびシヤメルかれはオノとロドとその郷里むらざと建󠄄たてたるものなり 13 またベリア、シマあり是等これらはアヤロンのたみ宗家そうけちやうたるものにしてガテのたみ逐󠄃おひはらへり 14 またアヒオ、シヤシヤク、エレモテ 15 ゼバデヤ、アラデ、アデル 16 ミカエル、イシパ、ヨハ是等これらはベリアの子等こらなり 17 ゼバデヤ、メシユラム、ヘゼキ、ヘベル 18 イシメライ、ヱズリア、ヨバブ是等これらはエルパアルの子等こらなり 19 ヤキン、ジクリ、ザベデ 20 エリエナイ、チルタイ、エリエル 21 アダヤ、ベラヤ、シムラテ是等これらはシマの子等こらなり 22 イシパン、へベル、エリエル 23 アブドン、ジクリ、ハナン 24 ハナニヤ、エラム、アントテヤ 25 イペデヤ、ペヌエル是等これらはシヤシヤタの子等こらなり 26 シヤムセライ、シハリア、アタリヤ 27 ヤレシヤ、エリヤ、ジクリ是等これらはヱロハムの子等こらなり 28 是等これら歷代れきだい宗家そうけちやうにしてかしらたるものなりこれらはエルサレムに住󠄃すみたり

29 ギベオンのはギベオンに住󠄃すめりそのつまはマアカといふ 30 その長子うひごはアブドン、次󠄄つぎはツル、キシ、バアル、ナダブ 31 ゲドル、アヒオ、ザケル 32 ミクロテはシメアをうめ是等これら又󠄂またその兄弟きやうだいたちとともにヱルサレムに住󠄃すみてこれにむかをれ 33 ネル、キシをみ キシ、サウルをみサウルはヨナタン、マルキシユア、アビナダプ、エシバアルをうめ 34 ヨナタンのはメリバアル、メリバアル、ミカをうめ 35 ミカの子等こらはピトン、メレク、ダレア、アハズ 36 アハズはヱホアダをみ ヱホアダはアレメテ、アズマウテおよびジムリをみ ジムリはモザを〘577㌻〙 37 モザはビネアをうめり そのはラパ そのはニレアサ そのはアゼル 38 アゼルには六にんありそののごとしアズリカム、ボケル、イシマエル、シヤリヤ、オバデヤ、ハナンこれみなアゼルのなり
 750㌻ 
39 その兄弟きやうだいエセクの子等こら長子うひごはウラムその次󠄄つぎはヱウンその三はエリペレテ 40 ウラムの子等こら大勇󠄃士だいゆうしにしてゆみ射󠄂ものなりきかれまごおほくしてひやく五十にんもありきこれみなベニヤミンの子孫しそんなり

第9章

1 イスラエルのひとみな簿󠄃ふみ記載のせられたりこれみなイスラエルの列王れつわうしるさるユダはそのつみのためにバビロンにとらへられてゆけり 2 その產業さんげふ邑々まち〳〵最初いやさき住󠄃すまひしものにイスラエルびと 祭司さいしどもレビびとおよびネテニ人等びとらなり 3 またヱルサレムにはユダの子孫しそんベニヤミンの子孫しそんおよびエフライムとマナセの子孫しそん住󠄃すめ 4 すなはちユダのペレヅの子孫しそんうちにてはアミホデのウタイ、アミホデはオムリの オムリはイムリのイムリはバニのなり 5 シロぞくうちにてはシロの長子うひごアサヤおよびそのほか子等こら 6 ゼラの子孫しそんうちにてはユエルおよびその兄弟きやうだいぴやく九十にん 7 ベニヤミンの子孫しそんうちにてけハセヌアのハダヤのなるメシユラムのサル 8 ヱロハムのイブニヤ、ミクリのなるウジのエラおよびイブニヤのリウエルのなるシパテヤのメシユラム 9 ならびかれらの兄弟きやうだいその世系せいけいによればあはせて九ひやく五十六にんこれみなその宗家そうけちやうたる人々ひと〴〵なり

10 また祭司さいしうちにてはヱダヤ、ヨアリブ、ヤキン 11 およびヒルキヤのアザリヤ、ヒルキヤはメシユラムの メシユラムはザドクの ザドクはメラヨテの メラヨテはアヒトブのなり アザリヤはかみいへつかさたり 12 またヱロハムのアダヤ、ヱロハムはバシユルの バシユルはマルキヤのなり またアデエルのマアセヤ、アデエルはヤゼラの ヤゼラはメシユラムの メシユラムはメシレモテの メシレモテはインメルのなり 13 またかれらの兄弟きやうだいたち是等これら宗家そうけちやうたるものにしてあはせて一せんひやく六十にんありみなかみいへ奉事つとめをなすのちからあるものなり
 751㌻ 

14 レビびとうちにてはハシユブのシマヤ、ハシユブはアズリカムの アズリカムはハシヤビヤの これはメラリの子孫しそんなり 15 またバクバツカル、ヘレシ、ガラルおよびアサフのジクリのなるミカのマツタニヤ 16 ならびにヱドトンのガラルのなるシマヤのオバデヤおよびエルカナのなるアサのベレキヤ、エルカナはネトバびと郷里むらざと住󠄃すみたるものなり〘578㌻〙

17 もんまもものはシヤルム、アツクブ、タルモン、アヒマンおよびその兄弟きやうだいたちにしてシヤレムそのかしらたり 18 かれ今日こんにちまでひがしかたなるわうもんまもりをる是等これらはレビの子孫しそんえいもんまもものなり 19 コラのエビアサフのなるコレのシヤルムおよびその父󠄃ちゝいへ兄弟きやうだいたちなどのコラびと幕屋まくや門々かど〳〵まも職務つとめつかさどれりその先祖せんぞたちはヱホバのえいかたはらにありてそのいりくちまもれり 20 エレアザルのピネハスむかしかれらの主宰つかさたりきヱホバかれとともにいませり 21 メシレミヤのゼカリヤは集會しふくわい幕屋まくやもんまもものなりき 22 これみな選󠄄えらばれてかどまもものにてあはせて二ひやく十二にんありきみなその村々むら〳〵簿󠄃ふみ記載のせたるものなりしがダビデと先見せんけんしやサムエルこれをそのしよくにんじたり 23 彼等かれらとその子孫しそん順番かはりがはりにヱホバのいへすなはち幕屋まくやもんつかさどれり 24 もんまももの西にしひがしきたみなみ四方しはうをれ 25 またその村々むら〳〵兄弟きやうだいたち七日なぬかごとに迭󠄃かはきたりてかれらをたすけたり 26 もんまもものかしらたるこのにんのレビびとはそのしよくにをりてかみいへもろ〳〵いへ府庫くらとをつかさどれり 27 かれらは番守まもりをなすなるによりかみいへ四周󠄃まはりやどれりしかして朝󠄃あさごとにこれをひらくことをせり

28 そのうち奉事つとめ器皿うつはものつかさどるものありこれはその數󠄄かずしらべてたづさへいりそり數󠄄かずしらべてたづさへいだすべきものなり
 752㌻ 
29 またそのほか器皿うつはものすなはち聖󠄃所󠄃きよきところ一切すべて器皿うつはものおよびむぎ粉󠄃 さけ あぶら 乳󠄃香にうかう 香料かうれうつかさどるものあり 30 また祭司さいしともがらうち香料かうれうをもて香膏にほひあぶらつくものあり 31 コラびとシヤルムの長子うひごなるマツタテヤといふレビびとなべにてつくるところのものつかさどれり 32 またコハテびと子孫しそんたるその兄弟きやうだいたちうち供前󠄃そなへのパンをつかさどりて安息日あんそくにちごとにこれを調󠄃ととのふる者等ものどもあり

33 レビびと宗家そうけちやうたる是等これらもの謳歌師うたづかさにして殿みやもろ〳〵へやをりほかつとめなさざりき日夜にちやその職務つとめにかかりをればなり 34 是等これらはレビびと歷代れきだい宗家そうけちやうにして首長をさたるものなり是等これらはヱルサレムに住󠄃すめ

35 ギベオンのヱヒエルはギベオンに住󠄃すめりそのつまはマアカといふ 36 その長子うひごはアブドン次󠄄つぎはツル、キシ、バアル、ネル、ナダブ 37 ゲドル、アヒオ、ゼカリヤ、ミクロテ 38 ミクロテ、シメアムをうめ彼等かれらもその兄弟きやうだいたちとともにヱルサレムに住󠄃すみてその兄弟きやうだいたち相對あひむかをれ 39 ネルはキシをみ キシはサウルをみ サウルはヨナタン、マルキシユア、アビナダブおよびエシバアタをうめ〘579㌻〙 40 ヨナタンのはメリバアル、メリバアル、ミカをうめ 41 ミカの子等こらはピトン、メレク、タレアおよびアハズ 42 アハズはヤラをみ ヤラはアレメテ、アズマウテおよびジムリをみ ジムリはモザを 43 モザはピネアをうめり ピネアのはレバヤ そのはエレアサ そのはアゼル 44 アゼルは六にんありきそののごとしアズリカム、ボケル、イシマエル、シヤリヤ、オバデヤ、ハナン是等これらはアゼルのなり

第10章

1 こゝにペリシテびとイスラエルとたゝかひけるがイスラエルの人々ひと〴〵はペリシテびと前󠄃まへより逃󠄄げギルボアやまころされてたふれたり 2 ペリシテびとはサウルとその子等こら追󠄃擊おひうちしかしてペリシテびとサウルのヨナタン、アビナダブおよびマルキシユアをころせり 3 かくその戰鬪たたかひはげしうしてサウルにおし迫󠄃せま射󠄂手いて者等ものどもつひにサウルに追󠄃おひつきければサウルは射󠄂手いて者等ものどものためになやめり
 753㌻ 
4 サウルこゝにおひてその武器ぶきものいひけるはなんぢつるぎをぬきそれをもてわれおそらくはこの割󠄅禮かつれいなき者等ものどもきたりてわれはづかしめんとしかるにその武器ぶきものいたくおそれてうけがはざりければサウルすなはちそのつるぎをとりてそのうへふしたり 5 武器ぶきものサウルのしにたるをおのれもまたつるぎうへふししね 6 かくサウルとその三にん子等こらおよびその家族かぞくみなともしね

7 たにるイスラエルの人々ひと〴〵みなかれらの逃󠄄にぐるをまたサウルとその子等こらしねるをてその邑々まち〳〵すて逃󠄄にげければペリシテびときたりてそのうち住󠄃すめ 8 あくペリシテびところされたるものはがんとてきたりサウルとその子等こらのギルボアやまにたふれをるを 9 すなはちサウルをはぎてそのくびとその鎧甲よろひりペリシテのくにの四はうひと遣󠄃つかはしてこのことをその偶像󠄃ぐうざうたみつげしめ 10 しかしてかれが鎧甲よろひをそのかみいへをさかれくびをダゴンのみやうちつけたり 11 こゝにペリシテびとがサウルになしたることことごとくヤベシギレアデぢうきこえければ 12 勇󠄃士ゆうしみな起󠄃おこりサウルのからだとその子等こらからだとをうばとりてこれをヤベシにもちきたりヤベシの橡樹かしのきもとにそのほねはうむりて七日なぬかのあひだ斷食󠄃だんじきせり

13 かくサウルはヱホバにむかひてをかせしつみのためにしにたりすなはかれはヱホバのことばまもらすまた憑鬼者くちよせとふことをして 14 ヱホバにとふことをせざりしなりこゝをもてヱホバかれをころしそのくにうつしてヱツサイのダビデにあたへたまへり〘580㌻〙

第11章

1 こゝにイスラエルのひとみなヘブロンにあつまりてダビデのもといたいひけるはわれらはなんぢこつ肉󠄁にくなり 2 前󠄃さきにサウルがわうたりしときにもなんぢはイスラエルを率󠄃ひきゐで出入でいりするものなりき又󠄂またなんぢのかみヱホバなんぢにむかひてなんぢはわがたみイスラエルを牧養󠄄やしなものとなり我民わがたみイスラエルのきみとならんといひたまへりと 3 かくイスラエルの長老としよりみなヘブロンにきたりてわうもとにいたりければダビデ、ヘブロンにてヱホバの前󠄃まへかれらと契󠄅約けいやくをたてたりかれらすなはちダビデにあぶらをそそぎてイスラエルのわうとなしサムエルによりてつたはりしヱホバのことばのごとくせり
 754㌻ 

4 かくてダビデはイスラエルの人々ひと〴〵率󠄃ひきゐてエルサレムに往󠄃ゆけりヱルサレムはすなはちヱブスなりそのくに土人どじんヱブスびと其處そこをれ 5 こゝにおいてヱブスのたみダビデにいひけるはなんぢこゝいるべからずとしかるにダビデはシオンの城󠄃しろとれこれすなはちダビデのまちなり 6 このときダビデいひけるはたれにもあれだい一にエブスびとうちやぶるものかしらとなししやうとなさんとかくてゼルヤのヨアブせんとうしてかしらとなれり 7 ダビデその城󠄃しろ住󠄃すみたればこれをダビデのまち稱󠄄となへたり 8 ダビデまたそのまちの四はうすなはちミロ(城󠄃塞とりで)よりうちの四はう建󠄄築たてものをなせりまちうちのそのところはヨアブこれを修理つくろへり 9 かくてダビデはますますおほいになりゆけり萬軍ばんぐんのヱホバこれとともにいましたればなり

10 ダビデが有󠄃もて勇󠄃士ゆうしおもなるもののごとし是等これらはイスラエルの一切すべてひととともにダビデにちからをそへてくにさせ終󠄃つひにこれをわうとなしてヱホバがイスラエルにつきてのたまひしことばはたせり 11 ダビデの有󠄃もて勇󠄃士ゆうし數󠄄かずかくのごとしだい一は三十にんかしらたるハクモニびとヤシヨベアムかれやりふるひて一時いちじに三びやくにんつきころせしことあり 12 かれ次󠄄つぎはアホアびとドドのエレアザルにして三勇󠄃士ゆうしうちなり 13 かれダビデとともにパスダミムにありけるにペリシテびと其處そこあつまりきてたゝかへり其處そこおほむぎ滿みちたる一箇所󠄃いつかしよありときたみペリシテびと前󠄃まへより逃󠄄にげたりしが 14 かれその地所󠄃ぢじよなかふみとゞまりこれまもりてペリシテびところせりしかしてヱホバおほいなる拯救すくひをほどこしてこれすくひたまへり

15 三十にんかしらなる三にんものアドラムの洞穴󠄄ほらあなくだいはところ往󠄃ゆきてダビデにいたりしことありときにペリシテびと軍兵ぐんぴやうはレパイムのたにぢんどれり 16 そのときダビデはとりでりペリシテびと鎭臺ちんだいへいはベテレヘムにありけるが 17 ダビデした望󠄇のぞみていひけるはたれかベテレヘムのもんにあるゐどみづもちきたりてわれのませよかし〘581㌻〙 18 この三にんすなはちペリシテびと軍兵ぐんぴやうなかつきとほりてベテレヘムのもんにあるゐどみづ汲󠄂くみとりてダビデのもとたづさへきたれりされどダビデこれをのむことをせすこれをヱホバの前󠄃まへそゝぎて
 755㌻ 
19 いひけるはわがかみわれきはめてこれをなさわれいかでいのちをかけしこのにんのむべけんやとかれらそのいのちをかけてこれたづさへきたりたればなりゆゑにダビデこれをのむことをざりきこの勇󠄃士ゆうしこれらのことなせ

20 ヨアブの兄弟きやうだいアビシヤイは三にんかしらたりかれやりふるひて三びやくにんつきころし三にんうちたり 21 かれだい二の三にんうちにてもつとたふとくしてそのかしらにせらるされだい一の三にんにはおよばざりき

22 ヱホヤダのカブジエルのベナヤは勇󠄃氣ゆうきあり衆多おほく功績いさをありしものなりかれはモアブのアリエルの二人ふたりうちころせりまた雪󠄃ゆきくだりゆきて穴󠄄あななかにて獅子しゝ一匹󠄃ひとつうちころせしことありき 23 かれはまた長身みのたけ五キユビト程󠄃ほどなるエジプトびところせりそのエジプトびと機織はたおり滕󠄄ちきりのごときやりとりをりしにかれつゑをとりてこれもとくだりゆきエジプトびとよりそのやり捩󠄃もぎりとりてそのやりをもてこれころせり 24 ヱホヤダのベナヤ是等これらことし三勇󠄃士ゆうしうちたり 25 かれは三十にんうちにて尊󠄅たふとかりしかどもだい一の三にんにはおよばざりきダビデかれを親兵しんぺいかしらとなせり

26 軍兵ぐんぴやううち勇󠄃士ゆうしはヨアブの兄弟きやうだいアサヘル、ベテレヘムのドドのエルハナン 27 ハロデびとシヤンマ、ペロニびとヘレヅ 28 テコアびとイツケシのイラ、アナトテびとアビエゼル 29 ホシヤびとシベカイ、アホアびとイライ 30 ネトパびとマハライ、ネトパびとバナアのヘレデ 31 ベニヤミンの子孫しそんのギベアよりいでたるリバイのイツタイ、ピラトンびとベナヤ 32 ガアシのたにのホライ、アルバテびとアビエル 33 バハルムびとアズマウテ、シヤルボニびとエリヤバ 34 ギゾニびとハセム、ハラリびとシヤゲのヨナタン 35 ハラリびとサカルのアヒアム、ウルのエリパル
 756㌻ 
36 メケラびとへペル、ペロニびとアヒヤ 37 カルメルびとヘヅライ、エズバイのナアライ 38 ナタンの兄弟きやうだいヨエル、ハグリのミブハル 39 アンモニびとゼレク、ゼルヤのヨアブの武器ぶきものなるベエロテびとナハライ 40 エテリびとイラ、エテリびとガレブ 41 ヘテびとウリヤ、アヘライのザバデ 42 ルベンびとシザのアデナこれはルベンびと軍長ぐんちやう一人ひとりにして從者じうしや三十にん率󠄃ひきゐたり 43 マアカのハナン、ミテニびとヨシヤバテ〘582㌻〙 44 アシテラびとウジヤ、アロエルびとホタンの子等こらシヤマとヱイエル 45 デジびとシムリのエデアエルおよびその兄弟きやうだいヨハ、 46 マハウびとエリエル、エルナアムの子等こらエリバイおよびヨシヤワヤ、モアブびとイテマ 47 エリエル、オベデ、ソメバびとヤシエル

第12章

1 ダビデがキシのサウルのゆゑによりてなほチクラグにとぢこもりをりけるとき彼處かしこにゆきてダビデにつきもののごとしその人々ひと〴〵勇󠄃士ゆうしうちにしてダビデをたすけてたゝかひたるもの 2 ゆみ右左みぎひだりもちゐていしゆみはなものなりしがともにベニヤミンびとにしてサウルの宗族やからたり 3 かしらはアヒエゼル次󠄄つぎはヨアシこれらはギベアびとシマアの子等こらなり又󠄂またヱジエルおよびペレテこれらはアズマウラの子等こらなり又󠄂またベラカおよびアナトテびとヱヒウ 4 またギベオンびとイシマヤかれは三十にんうち勇󠄃士ゆうしにして三十にんかしらなり又󠄂またエレミヤ、ヤハジエル、ヨハナン、ゲデラびとヨザバデ 5 エルザイ、エリモテ、ベアリヤ、シマリヤ、ハリフびとシバテヤ 6 エルカナ、エシヤ、アザリエル、ヨエゼル、ヤシヨベアム是等これらはコラびとなり 7 またゲドルのエロハムの子等こらたるヨエラおよひゼバデヤ

8 ガドびとうちより曠野あらのとりでぬけきたりてダビデにせしものありこれみな大勇󠄃士だいゆうしにしてよくたゝかふ軍人いくさびとたてほことをつかふものにてそのかほ獅子しゝかほのごとくそのはやきことはやまにをる鹿しかのごとくなりき 9 そのかしらはエゼルその二はオバデヤその三はエリアブ
 757㌻ 
10 その四はミシマンナその五はヱレミヤ 11 その六はアツタイその六はエリエル 12 その八はヨハナンその九はエルザバデ 13 その十はヱレミヤその十一はマクバナイ 14 是等これらはガドの人々ひと〴〵にして軍旅󠄃ぐんりよかしらたりそもつとちひさものは百にんあたりそのもつとおほいなるものは千にんあたれり 15 正月󠄃しやうぐわつヨルダンその全󠄃ぜんがん溢󠄃あふれたるときこれらのものわたりゆきて谷々たに〴〵ものをことごとく東西とうざいうちはしらせたり 16 こゝにベニヤミンとユダの子孫しそんうち人々ひと〴〵とりできたりてダビデにきけるに 17 ダビデこれをいでむかへこたへてこれいひけるはなんぢあつきこころざしをもてわれたすけんとてきたれるならばわがこゝろなんぢらとあひむすばんされなんぢらもしわがあしきこと有󠄃あらざるにわれあざむきててきわたさんとせばわれらの先祖せんぞかみねがはくはこれかんがみてせめたまへと 18 とき聖󠄃靈みたま三十にんかしらアマサイにのぞみてかれすなはちいひけるはダビデよわれらはなんぢぞくすヱツサイのわれらはなんぢたすけんねがはくは平󠄃安へいあんあれなんぢにも平󠄃安へいあんあれなんぢたすくるものにも平󠄃安へいあんあれなんぢかみなんぢたすけたまふなりとこゝにおいてダビデかれらをうけいれて軍旅󠄃ぐんりよかしらとなせり〘583㌻〙

19 前󠄃さきにダビデ、ペリシテびととともにサウルとたゝかはんとてせめきたれるときマナセびと數󠄄人すうにんダビデにつけたゞしダビデ遂󠄅つひにペリシテびとたすけざりきはペリシテびと君等きみたちあひはかかれわれらの首級くびをもてそのしゆくんサウルにかへらんといひかれさらしめたればなり 20 かくてダビデ、チクラグに往󠄃ゆけときマナセびとアデナ、ヨザバデ、ヱデアエル、ミカエル、ヨザバデ、エリウ、ヂルタイこれにせりみなマナセびとの千にんかしらたるものなりき 21 彼等かれらダビデをたすけて敵軍てきぐんあたれりかれらはみな大勇󠄃士だいゆうしにして軍旅󠄃ぐんりよかしらとなれり 22 當時このころダビデにしてこれたすくるもの日々ひびくははりて終󠄃つひ大軍たいぐんとなりかみ軍旅󠄃ぐんりよのごとくなれり
 758㌻ 

23 戰爭いくさのためにをよろひヘブロンにきたりてダビデにきヱホバのことばのごとくサウルのくにをダビデにせしめんとしたる武士もののふ數󠄄かずのごとし 24 ユダの子孫しそんにしてたてほことを戰爭いくさのためにをよろへるものは六せんぴやくにん 25 シメオンの子孫しそんにしてよくたゝかふ大勇󠄃士だいゆうしは七せんぴやくにん 26 レビの子孫しそんたるものは四せんぴやくにん 27 ヱホヤダ、アロンびと率󠄃ひきゐたりこれぞくするものは三ぜんひやくにん 28 またザドクといふとしわか勇󠄃士ゆうしありきその宗家そうけちやうたるもの二十二にんありたり 29 サウルの宗族やからベニヤミンの子孫しそんたるものは三ぜんにんこれベニヤミンびとおほくサウルのいへなほ忠義ちうぎつくしゐたればなり 30 エフライムの子孫しそんたるものは二まんぴやくにんみな大勇󠄃士だいゆうしにしてその宗家そうけある人々ひと〴〵たり 31 マナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれものは一まんせんにんみなしるされたるものなるがきたりてダビデをわうにたてんとす 32 イツサカルの子孫しそんたるものうちより時勢じせい通󠄃つうじイスラエルのなすべきことをしれものきたれりそのかしらひやくにんありその兄弟きやうだいたちみなこれが指揮しきにしたがへり 33 ゼブルンのものは五萬人まんにんみなよくをよろひ各種さまざま武器ぶきをもて戰鬪たたかひをなし一心いつしん行伍そなへまもものなりき 34 ナフタリのものしやうたるものせんにんたてほことをとりてこれにしたがものまんせんにん 35 ダンびとは二まんせんぴやくにんにしてみなそなへをまもものなりき 36 アセルのものは四萬人まんにんにしてみなよくぢんにのぞみかつ行伍そなへまもものなりき 37 またヨルダンの彼旁かなたなるルベンびととガドびととマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれものは十二萬人まんにんみな各種さまざま武器ぶきとり戰爭いくさにいづるに勝󠄃たふものなりき〘584㌻〙

38 是等これら行伍そなへまも軍人いくさびと眞󠄃實まことこゝろいだきてヘブロンにきたりダビデをもてイスラエル全󠄃國ぜんこくわうとなさんとせりそののイスラエルびともまたこゝろひとつにしてダビデをわうとなさんとせり 39 かれ彼處かしこ三日みつかをりてダビデとともに食󠄃くらひかつのめはその兄弟きやうだいたちこれがためにそなへをなしたればなり 40 また近󠄃ちかきところものよりイツサカル、ゼブルンおよびナフタリのものいたるまでパンとむぎ粉󠄃食󠄃物くひものほし無花果いちじく乾葡萄ほしぶだうさけあぶらなど驢馬ろば駱駝らくだうしむまのせきたりかつうしひつじおほたづさへいたれりこれイスラエルみなよろこびたればなり
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第13章

1 こゝにダビデせんにんかしらひやくにんかしらなどのしよしやうとあひはか 2 しかしてダビデ、イスラエルの全󠄃ぜん會衆くわいしういひけるはなんぢらもしこれよしとしわれらのかみヱホバこれをゆるしたまはばわれあまねひと遣󠄃つかはしてイスラエルのかくとゞまれるわれらの兄弟きやうだいならびにそのしよ郊地かうち邑々まち〳〵にをる祭司さいしとレビびととにいたらせこれをしてわれらの所󠄃ところあつまらしめん 3 しかしてわれらまたわれらのかみ契󠄅約けいやくはこわれらの所󠄃ところうつさんサウルのにはわれこれつきとふことをせざりしなりと 4 會衆くわいしうみなしかすべしといへたみみな此事このことよしたればなり 5 こゝにおいてダビデはキリアテヤリムよりかみ契󠄅約けいやくはこかききたらんとてエジプトのジホルよりハマテのいりくちまでのイスラエルびとをことごとくめしあつめ 6 しかしてダビデ、イスラエルの一切すべてひととともにバアラといふユダのキリアテヤリムにのぼ往󠄃きケルビムのうへしたまふヱホバかみをもて稱󠄄となへらるる契󠄅約けいやくはこ其處そこよりかきのぼらんとし 7 すなはかみ契󠄅約けいやくはこあたらしきくるまのせてアビナダブのいへより牽󠄁ひきいだしウザとアヒオそのくるまぎよせり 8 ダビデおよびイスラエルのひとはみなうたことしつ鼗鼓つづみ鐃鈸ねうはち喇叭らつぱなどをもつちからをきはめうたをうたひてかみ前󠄃まへをどれり

9 かくてキドンの禾場うちばいたれるときウザかみ契󠄅約けいやくはこのばしてこれをおさへたりうしこれをふりたればなり 10 ウザそののべ契󠄅約けいやくはこにつけたるによりてヱホバこれにむかひて忿怒いかりはつしてこれをうちたまびければ其處そこにてかみ前󠄃まへしね 11 ヱホバ、ウザをうちたまひしによりてダビデいかれり其處そのところ今日こんにちまでペレヅウザ(ウザうち)と稱󠄄となへらる 12 そのダビデかみおそれていへわれなんぞかみ契󠄅約けいやくはこ我所󠄃わがところかきゆくべけんやと 13 ダビデその契󠄅約けいやくはこおのれのところダビデの城󠄃邑まちにうつさずこれめぐらしてガテびとオベデエドムのいへかきいらしめたり 14 かみ契󠄅約けいやくはこオベデエドムのいへにありてその家族かぞくとともにおかかるること三月󠄃みつきなりきヱホバ、オベデエドムのいへとその一切すべて所󠄃有󠄃もちもの祝福めぐみたまへり〘585㌻〙
 760㌻ 

第14章

1 こゝにツロのわうヒラム使󠄃者つかひをダビデに遣󠄃つかはしこれがためにいへ建󠄄たてさせんとて香柏かうはくおよび木匠たくみ石工せきこうをおくれり 2 ダビデはヱホバのかたおのれをたててイスラエルのわうとなしたまへるをさとれりはそのたみイスラエルのゆゑによりてそのくにふるおこりたればなり

3 ダビデ、ヱルサレムにおいてまた妻妾さいせふ納󠄃いれたりしかしてダビデまた男子むすこ女子むすめたり 4 そのヱルサレムにてたる子等こらのごとしシヤンマ、シヨバブ、ナタン、ソロモン 5 イブハル、エリシユア、エルバレテ 6 ノガ、ネベグ、ヤピア 7 エリシヤマ、ベエリアダ、エリバレテ

8 こゝにダビデのあぶらそそがれてイスラエル全󠄃國ぜんこくわうとなれることペリシテびときこえければペリシテびとみなダビデをんとてのぼれりダビデはきゝこれあたらんとていでたりしが 9 ペリシテびとすでにきたりてレバイムのたに侵󠄃をかしたりき 10 ときにダビデかみとふいひけるはわれペリシテびとにむかひてせめのぼるべきやなんぢかれらをわがわたたまふやヱホバ、ダビデにいひたまひけるはせめのぼわれかれらをなんぢわたさんと 11 こゝにおいてみなバアルベラジムにのぼりゆきけるがダビデつひに彼處かしこにてかれらを打敗うちやぶしかしてダビデいへかみみづ破壞やぶいづるごとくにわがをもてわがてきやぶりたまへりとこゝをもてそのところをバアルペラジム(破壞やぶりところ)とぶなり 12 かれ其處そこにその神々かみ〴〵遺󠄃すてゆきたればダビデめいじてをもてこれをやかせたり

13 かくのちペリシテびとまたたに侵󠄃をかしければ 14 ダビデまたかみとふかみこれにいひたまひけるはかれらを追󠄃おひのぼるべからずかれらをはなれてまはりベカのかたよりこれを襲󠄂おそ
 761㌻ 
15 なんぢベカのうへ進󠄃行あゆみ音󠄃おとあるをきかすなは進󠄃すゝんでたゝかふべしかみなんぢのまへに進󠄃すゝみいでペリシテびと軍勢ぐんぜいうちたまふべければなりと 16 ダビデすなはちかみおのれめいじたまひしごとくしてペリシテびと軍勢ぐんぜいうちやぶりつつギベオンよりガゼルにまでいたれり 17 こゝにおいてダビデのもろ〳〵國々くに〴〵きこえわたりヱホバもろ〳〵國人くにびとかれおそれしめたまへり

第15章

1 ダビデはダビデのまちうち自己おのれのためにいへ建󠄄又󠄂またかみ契󠄅約けいやくはこのためにところそなへてこれがために幕屋まくやはれ 2 しかしてダビデいひけるはかみ契󠄅約けいやくはこかくべきものたゞレビびとのみはヱホバかみ契󠄅約けいやくはこかゝしめまたおのれながつかへしめんとてレビびとえらびたまひたればなりと〘586㌻〙 3 ダビデすなはちヱホバの契󠄅約けいやくはこをそのこれがためにそなへたるところかきのぼらんとてイスラエルをことごとくエルサレムに召集めしあつめたり 4 ダビデまたアロンの子孫しそんとレビびとあつめたり 5 すなはちコハテの子孫しそんうちよりはウリエルをかしらとしてその兄弟きやうだいひやく二十にん 6 メラリの子孫しそんうちよりはアサヤをかしらとしてその兄弟きやうだいひやく二十にん 7 ゲルシヨンの子孫しそんうちよりはヨエルをかしらとしてその兄弟きやうだいひやく三十にん 8 エリザバンの子孫しそんうちよりはシマヤをかしらとしてその兄弟きやうだいひやくにん 9 ヘブロンの子孫しそんうちよりはエリエルをかしらとしてその兄弟きやうだい八十にん 10 ウジエルの子孫しそんうちよりはアミナダブをかしらとしてその兄弟きやうだいひやく十二にん 11 ダビデ祭司さいしザドクとアビヤタルおよびレビびとウリエル、アサヤ、ヨエル、シマヤ、エリエル、アミナダブを 12 これにいひけるはなんぢらはレビびと宗家そうけちやうたりなんぢらとなんぢらの兄弟きやうだいとも潔󠄄きよめイスラエルのかみヱホバの契󠄅約けいやくはこそれためそなへたるところかきのぼれよ 13 前󠄃さきにはこれをかきしものなんぢらにあらざりしによりわれらのかみヱホバわれらをうちたまへりわれらそのさだめにしたがひてこれもとめざりしがゆゑなりと 14 こゝにおいて祭司さいしたちとレビびとイスラエルのかみヱホバの契󠄅約けいやくはこかきのぼらんと潔󠄄きよ
 762㌻ 
15 レビの子孫しそんたる人々ひと〴〵すなはちモーセがヱホバのことばにしたがひてめいじたるごとくかみ契󠄅約けいやくはこをその貫󠄄つらぬけるさをによりて肩󠄃かた負󠄅おへ

16 ダビデまたレビびとかしらたちげその兄弟きやうだいたち選󠄄えらびて謳歌者うたうたふものとなししつこと鐃鈸ねうはちなどの樂器がくきをもちてうちはやして歡喜よろこびこゑあげしめよといひたれば 17 レビびとすなはちヨエルのヘマンとその兄弟きやうだいベレキヤのアサフおよびメラリの子孫しそんたるかれらの兄弟きやうだいクシャヤのエタンを選󠄄えらべり 18 またこれ次󠄄つげるその兄弟きやうだいたちこれとともにありすなはちゼカリヤ、ベン、ヤジエル、セミラモテ、ヱイエル、ウンニ、エリアブ、ベナヤ、マアセヤ、マツタテヤ、エリペレホ、ミクネヤおよびもんまもものなるオベデエドムとヱイエル 19 謳歌者うたうたふものヘマン、アサフおよびエタンはあかがね鐃鈸ねうはちをもてうちはやすものとなり 20 ゼカリヤ、アジエル、セミラモテ、ヱイエル、ウンニ、エリアブ、マアセヤ、ベナヤはしつをもてほそ音󠄃いだ 21 マツタテヤ、エリペレテ、ミクネヤ、オベデエドム、ヱイエル、アザジヤはことをもてふと音󠄃いだして拍子へうしをとれり〘587㌻〙 22 ケナニヤはレビびとかしらにして負󠄅おひかくこと通󠄃つうじをるによりて負󠄅おひかくこと指揮しきせり 23 またベレキヤとエルカナは契󠄅約けいやくはこかどまも 24 祭司さいしシバニヤ、ヨシヤパテ、ネタネル、アマサイ、ゼカリヤ、ベナヤ、ヱリエゼルかみ契󠄅約けいやくはこ前󠄃まへ進󠄃すゝみて喇叭らつぱきオベデエドムとヱヒアは契󠄅約けいやくはこかどまもれり

25 かくダビデとイスラエルの長老としよりおよびせんにんかしらたち往󠄃ゆきてオベデエドムのいへよりヱホバの契󠄅約けいやくはこよろこ勇󠄃いさみてかきのぼれり 26 かみヱホバの契󠄅約けいやくはこかくところのレビびとたすけたまひければ牡牛をうし七匹󠄃ななつ牡羊をひつじ七匹󠄃ななつさゝげたり 27 ダビデは細布ほそぬのころもをまとへり又󠄂また契󠄅約けいやくはこかくところの一切すべてのレビびと謳歌者うたうたふものおよび負󠄅おひかくことつかさどれるケナニヤもしかりダビデはまたしろぬののエポデをつけたり
 763㌻ 
28 かくてイスラエルみなこゑかくふきならし喇叭らつぱ鐃鈸ねうはちしつこととをもてうちはやしてヱホバの契󠄅約けいやくはこかきのぼれり

29 ヱホバの契󠄅約けいやくはこダビデのまちにいりしときサウルのむすめミカルまどよりうかゞひてダビデわうまひ躍󠄃をどるをそのこゝろにこれを藐視いやしめり

第16章

1 人々ひと〴〵かみ契󠄅約けいやくはこかきいりてこれをダビデがそのためはりたる幕屋まくやうちしかして燔祭はんさい酬恩祭しうおんさいかみ前󠄃まへさゝげたり 2 ダビデ燔祭はんさい酬恩祭しうおんさいさゝぐることを終󠄃をへしかばヱホバのをもてたみしゆく 3 イスラエルの衆庶ひと〴〵をとこにもむすめにもすべてパン一箇ひとつ肉󠄁にく一片ひときれ乾葡萄ほしぶだう一塊ひとかたまり分󠄃わかあたへたり

4 ダビデまたレビびとたててヱホバの契󠄅約けいやくはこ前󠄃まへにて職事つとめをなさしめ又󠄂またイスラエルのかみヱホバをあがめかつ頌󠄃たゝへしめたり 5 伶長うたのかみはアサフその次󠄄つぎはゼカリヤ、ヱイエル、セミラモテ、ヱヒエル、マツタテヤ、エリアブ、ベナヤ、オベデエドム、ヱイエルこれはしつこととをたんじアサフは鐃鈸ねうはちうちなら 6 また祭司さいしベナヤとヤハジエルは喇叭らつぱをとりてつねかみ契󠄅約けいやくはこ前󠄃まへはべれり

7 當日そのひダビデはじめてアサフとその兄弟きやうだいたちたててヱホバを頌󠄃たゝへしめたりそのことばいは 8 ヱホバに感謝󠄃かんしやしそのみなをよびそのなしたまへることをもろもろのたみうちにしらしめよ 9 ヱホバにむかひてうたへヱホバをほめうたへそのもろもろのくすしきみわざをかたれ 10 そのきよきみなをほこれヱホバをたづぬるもののこゝろはよろこぶべし 11 ヱホバとその能力みちからとをたづねよつねにその聖󠄃顏みかほをたづねよ〘588㌻〙 12 -13 そのしもべイスラエルのすゑよヤコダの子輩こらよそのえらびたまひし所󠄃ところのものよそのなしたまへるくすしきみわざとそのことなることとそのみくちのさばきとをこゝろにとむれ 14 かれはわれらのかみヱホバなりそのおほくの審判󠄄さばき全󠄃地ぜんちにあり
 764㌻ 
15 なんぢらたえずその契󠄅約けいやくをこころにとめはよろづめいじたまひし聖󠄃言みことばなり 16 アブラハムとむすびたまひし契󠄅約けいやくイサクにあたへたまひしちかひなり 17 これをかたくしヤコブのために律法おきてとなしイスラエルのためにとこしへの契󠄅約けいやくとなして 18 いひたまひけるはわれなんぢにカナンのをたまひてなんぢらの嗣業ゆづり分󠄃ものとなさん 19 このときなんぢらの數󠄄かずおほからずいとすくなくしてかしこにて旅󠄃人たびゞととなり 20 このくによりかのくににゆきこのくによりほかのたみにゆけり 21 ひとのかれらを虐󠄃しへたぐるをゆるしたまはずかれらのゆゑによりてわうたちをこらしめて 22 宣給のたまはくわが受膏者じゆかうしやたちにふるるなかれわが預言よげんしやたちをそこなふなかれ 23 全󠄃地ぜんちよヱホバにむかひてうたごとにその拯救すくひをのべつたへよ 24 もろもろのくにのなかにその榮光えいくわうをあらはしもろもろのたみのなかにそのくすしきみわざをあらはすべし 25 そはヱホバはおほいなりおほいにほめたたふべきものなりまたもろもろのかみにまさりておそるべきものなり 26 もろもろのたみのすべてのかみはことごとくむなしされどヱホはもろもろのてんをつくりたまへり 27 尊󠄅貴たふとき稜威󠄂みいづとはその前󠄃みまへにありちからとよろこびとはその聖󠄃所󠄃せいじよにあり 28 もろもろのたみの諸族やから榮光えいくわうとちからとをヱホバにあたへよヱホバにあたへよ 29 その聖󠄃名みなにかなふ榮光えいくわうをもてヱホバにあたへさゝげものをたづさへてその前󠄃まへにきたれきよきうるはしきものをもてヱホバををが 30 全󠄃地ぜんちよその前󠄃まへにをののけ世界せかいもかたくたちてうごかさるることなし 31 てんはよろこびはたのしむべしもろもろのくにのなかにいへヱホバは統治すべをさめたまふ 32 うみとそのなかにみつるものとはなりどよみ田畑たはたとそのなかのすべてのものとはよろこぶべし 33 かくてはやしのもろもろのもまたヱホバの前󠄃みまへによろこびうたはんヱホバをさばかんとてきたりたまふ 34 ヱホバに感謝󠄃かんしやせよそのめぐみはふかくその憐憫あはれみはかぎりなし 35 なんぢわれらの拯救すくひかみわれらをすくわれらをあつ列邦󠄆くに〴〵のなかよりすくひいだしたまへわれらは聖󠄃名みな謝󠄃しやしなんぢのほむべきことをほこらん 36 イスラエルのかみヱホバは窮󠄃きはみなきより窮󠄃きはみなきまでほむべきかなすべてのたみはアーメンととなへてヱホバを讃稱󠄄ほめたたへたり
 765㌻ 

37 ダビデはアサフとその兄弟きやうだいたちをヱホバの契󠄅約けいやくはこ前󠄃まへとどめおきて契󠄅約けいやくはこ前󠄃まへつねはべりて日々ひびこととりおこなはせたり〘589㌻〙 38 オベデエドムとその兄弟きやうだいたちあはせて六十八にんまたヱドトンのなるオベデエドムおよびホサは司門かどもりたり 39 祭司さいしザドクおよびその兄弟きやうだいたる祭司さいしたちはギベオンなる崇邱たかきところにおいてヱホバのてんまく前󠄃まへはべ 40 燔祭はんさいだんうへにて朝󠄃夕あさゆふたえ燔祭はんさいをヱホバにさゝかつヱホバがイスラエルにめいじたまひし律法おきてしるされたるもろ〳〵ことおこなへり 41 またヘマン、ヱドトンおよびそのほか選󠄄えらばれてしるされたる者等ものどもかれらとともにありてヱホバの恩寵めぐみ世々よゝかぎりなきをほめまつれり 42 すなはちヘマンおよびヱドトンかれらとともにをり喇叭らつぱ鐃鈸ねうはちなどかみ樂器がくきとりがくそうせり又󠄂またヱドトンの子等こらもんまもれり 43 かくてたみみな各々おの〳〵そのいへにかへれり又󠄂またダビデはその家族かぞくしゆくせんとて還󠄃かへりゆけり

第17章

1 ダビデそのいへ住󠄃すむにいたりてダビデ預言者よげんしやナタンにいひけるはわれ香柏かうはくいへ住󠄃しかれどもヱホバの契󠄅約けいやくはこまくしたにありと 2 ナタン、ダビデにいひけるはかみなんぢとともにいませばすべなんぢこゝろにある所󠄃ところ 3 そのかみことばナタンにのぞみていは 4 往󠄃ゆきてわがしもべダビデにへヱホバかくなんぢわがためにわれ住󠄃すむべきいへ建󠄄たつべからず 5 われはイスラエルを導󠄃みちびきのぼりしより今日こんにちにいたるまでいへ住󠄃すましことなくしてたゞ幕屋まくやより幕屋まくやうつてんまくよりてんまく遷󠄇うつれり 6 われイスラエルの人々ひと〴〵ともあゆみたる處々ところどころにてわれわがたみ牧養󠄄やしなふことをめいじたるイスラエルの士師さばきつかさ一人ひとりにもなんぢ何故なにゆゑ香柏かうはくいへわがために建󠄄たてざるやと一言ひとことにてもいひことありや 7 されなんぢわがしもべダビデにかくいふべし萬軍ばんぐんのヱホバかくわれなんぢを牧場まきばよりひつじしたがふところよりとり我民わがたみイスラエルの君長きみ
 766㌻ 
8 なんぢすべ往󠄃ゆけところにてなんぢともにありなんぢもろ〳〵てきなんぢ前󠄃まへよりたちされりわれまたなかおほいなるひとのごときなんぢさせん 9 かつわれわがたみイスラエルのためにところさだめてかれらをうゑつけかれらをして自己おのれところ住󠄃すみかさねうごくことなからしめん 10 又󠄂また惡人あくにんむかしのごとくすなは我民わがたみイスラエルのうへ士師さばきつかさたてたるときより已來このかたのごとくかさねてかれらをあらすことなかるべしわれなんぢもろ〳〵てき壓󠄂服󠄃おしふせかついまわれなんぢぐヱホバまたなんぢのためにいへ建󠄄たて 11 なんぢ滿みちなんぢゆきて先祖せんぞたちともになるときわれなんぢうめなんぢなんぢあとかつそのくにかたうせん 12 かれわがためいへ建󠄄たてわれながくかれくらゐかたうせん 13 われかれ父󠄃ちゝとなりかれはわがとなるべしわれなんぢさきにありしものよりとりたるごとくにかれよりはわが恩惠めぐみとりさらじ〘590㌻〙 14 かへつわれかれをながわがいへわがくにすゑおかかれくらゐ何時いつまでもかたたつべし 15 ナタンすべ是等これらことばのごとくすべてこの異象まぼろしのごとくダビデにかたりければ

16 ダビデわういりてヱホバの前󠄃まへしていひけるはヱホバかみわれたれわがいへなになればなんぢこれまでわれ導󠄃みちびきたまひしや 17 かみこれはなほなんぢにはちひさことたりヱホバかみなんぢはまたしもべいへはるかのちことかたたかもののごとくにわれ見俲みなしたまへり 18 しもべ名譽ほまれについてはダビデこのうへなにをかなんぢ望󠄇のぞむべけんなんぢしもべしりたまふなり 19 ヱホバよなんぢしもべのため又󠄂またなんぢのこゝろしたがひてこのもろもろのおほいなることこのすべてのおほいなることしめしたまへり 20 ヱホバよわれらがすべみゝきけ所󠄃ところよれなんぢのごときものくまたなんぢほかかみ 21 いづれくになんぢたみイスラエルにしかこれ在昔むかしかみ往󠄃ゆきあがなひておのれたみとなしておほいなるおそるべきことおこなひてたまひしものなりなんぢはそのエジプトよりあがなひいだせしなんぢたみ前󠄃まへより國々くに〴〵ひと逐󠄃おひはらひたまへり 22 しかしてなんぢなんぢたみイスラエルをながなんぢたみとなしたまふヱホバよなんぢかれらのかみとなりたまへり 23 さればヱホバよなんぢしもべとそのいへにつきてのたまひしことばながかたうしてなんぢいひごとなしたまへ 24 ねがはくはなんぢかた永久とこしなへあがめられて萬軍ばんぐんのヱホバ、イスラエルのかみはイスラエルにかみたりといはれんことをねがはくはしもべダビデのいへなんぢ前󠄃まへかたたゝんことを
 767㌻ 
25 わがかみなんぢしもべみゝしめしてこれためいへ建󠄄たてんとのたまへりこれによりてしもべなんぢの前󠄃まへいの道󠄃みちたり 26 ヱホバよなんぢすなはかみにましましこの恩典めぐみしもべつたへたまへり 27 ねがはくはいましもべいへ祝福めぐみなんぢ前󠄃まへながあらしめたまへはヱホバよなんぢ祝福めぐみたまへるものなが祝福めぐみかうむればなり

第18章

1 こののちダビデ、ペリシテびとうちてこれを服󠄃ふく又󠄂またペリシテびとよりガテとその郷里むらざととれ 2 かれまたモアダをうちければモアブびとはダビデのしんとなりてみつぎ納󠄃いれたり

3 ダビデまたハマテの邊󠄎ほとりにてゾバのわうハダレゼルをうてこれかれがユフラテがは邊󠄎ほとりにてその權勢いきほひふるはんとて往󠄃ゆけときなりき 4 しかしてダビデかれよりくるませんりやう騎兵きへいせん步兵ほへいまんりダビデまたいつぴやくくるまむまのこしてそのほか車馬くるまむまみなそのあしすぢきれ

5 そのときダマスコのスリアびとゾバのわうハダレゼルを援󠄃たすけんとてきたりければダビデそのスリアびとまんせんころせり〘591㌻〙 6 しかしてダビデ、ダマスコのスリアにちんだいおきぬスリアびとみつぎ納󠄃いれてダビデのしんとなれりヱホバ、ダビデをすべてその往󠄃ところにてたすけたまへり 7 ダビデ、ハダレゼルの臣僕けらいどももてきんたてうばひてこれをヱルサレムにもちきたり 8 またハダレゼルのまちテブハテとクンよりはなは衆多おほくあかがねとりきたれりソロモンこれをあかがねうみ柱󠄃はしらあかがね器具󠄄うつはもの造󠄃つくれり

9 ときにハマテのわうトイ、ダビデがゾバのわうハダレゼルの總󠄂すべて軍勢ぐんぜい擊破うちやぶりしをきゝ 10 そのハドラムをダビデわう遣󠄃つかは安否あんぴひかつこれをせしむはハダレゼルかつてトイと戰鬪たたかひをなしたるにダビデ、ハダレゼルとたゝかひてこれうちやぶりたればなりハドラム金銀きんぎんおよびあかがね種々さま〴〵うつはたづさへきたりければ
 768㌻ 
11 ダビデわうそのエドム、モアブ、アンモンの子孫ひと〴〵ペリシテびとアマレクなどのもろ〳〵國民くにたみうちよりとりきたりし金銀きんぎんとともに是等これらをもヱホバに奉納󠄃をさめたり

12 ゼルヤのアビシヤイしほのたににてエドムびとまんせんころせり 13 かくてダビデ、エドムにちんだいおきエドムびとみなダビデのしんとなりぬヱホバかくダビデをすべてその往󠄃ゆくところにてたすけたまへり

14 ダビデはイスラエルの全󠄃地ぜんちをさめてそのすべてたみ公󠄃平󠄃こうへい正義せいぎおこなへり 15 ゼルヤのヨアブは軍旅󠄃ぐんりよかしらアヒルデのヨシヤパテは史󠄃くわん 16 アヒトブのザドクとアビヤタルのアビメレクは祭司さいしシヤウシヤは書記しよきくわん 17 ヱホヤダのベナヤはケレテびととペレテびとかしらダビデの子等こらわう座側かたはらはべ大臣だいじんなりき

第19章

1 こののちアンモンの子孫ひと〴〵わうナハシしにければそのこれにかはりてわうとなりたり 2 ダビデいひけるはわれナハシのヌンをねんごろに遇󠄃あしらはんかれが父󠄃ちゝわれをねんごろにあしらひたればなりとダビデすなはちかれをその父󠄃ちゝゆゑによりてなぐさめんとて使󠄃者つかひ遣󠄃つかはせりダビデの臣僕けらいどもアンモンの子孫ひと〴〵往󠄃きハヌンにいたりてこれをなぐさめけるに 3 アンモンの子孫ひと〴〵牧伯きみたちハヌンにいひけるはダビデ慰籍なぐさむるものなんぢにつかはしたるによりかれなんぢの父󠄃ちゝ尊󠄅たふとぶとなんぢゆるやかれ臣僕けらいどもこのくにうかゞさぐりてほろぼさんとてきたれるならずやと 4 こゝにおいてハヌン、ダビデの臣僕けらいどもとらへてそのひげそりおとしその衣服󠄃ころもなかよりたちいさらひまでにしてこれかへしたりしが 5 あるひときたりてこの人々ひと〴〵られしことをダビデにつげければダビデひとをつかはしてこれ迎󠄃むかへしめたりその人々ひと〴〵おほいにはぢたればなりすなはわういひけるはなんぢひげのぶるまでヱリコにとゞまりてしかのちかへるべしと〘592㌻〙

6 アンモンの子孫ひと〴〵自己おのれのダビデににくまるるやうになれるをしかばハヌンおよびアンモンの子孫ひと〴〵すなはちぎんせんタラントをおくりてメソポタミヤとスリアマアカおよびゾバより戰車いくさぐるま騎兵きへいとを雇󠄃やとひいれたり
 769㌻ 
7 すなは戰車いくさぐるままんせんじやうにマアカのわうとその兵士へいし雇󠄃やとひければかれきたりてメデバの前󠄃まへぢんはれこゝにおいてアンモンの子孫ひと〴〵その邑々まち〳〵よりよりあつまりてたゝかはんとてきたれり 8 ダビデきゝてヨアブと勇󠄃士ゆうし惣軍そうぐん遣󠄃つかはしけるに 9 アンモンの子孫ひと〴〵いでまちもん前󠄃まへ戰爭いくさ陣列そなへをなせり又󠄂また援󠄃助たすけきたれる王等わうたちべつをれ

10 ときにヨアブ前󠄃後ぜんごよりてき攻寄せめよせるをてイスラエルの倔强くつきやう兵士つはものうち抽擢すぐりこれをしてスリアびとにむかひて陣列そなへしめ 11 そのほかたみをばその兄弟きやうだいアビシヤイの交󠄄わたしてアンモンの子孫ひと〴〵にむかひて陣列そなへしめ 12 しかしていひけるはスリアびともしわれごはからばなんぢわれたすけよアンモンの子孫ひと〴〵もしなんぢごはからばわれなんぢをたすけん 13 なんぢ勇󠄃いさましくなれよ我儕われらたみのためとわれらのかみ諸邑まち〳〵のためにわれ勇󠄃いさましくなさねがはくはヱホバそのよしゆる所󠄃ところをなしたまへと 14 ヨアブおのれしたがへるたみとともに進󠄃すゝみよりてスリアびと攻擊せめうちけるにスリアびとかれの前󠄃まへよりついえはしれり 15 アンモンの子孫ひと〴〵はスリアびとついえはしれるを自己おのれもまたその兄弟きやうだいアビシヤイの前󠄃まへより逃󠄄奔にげはしりて城󠄃邑まちにいりぬこゝにおいてヨアブはヱルサレムにかへれり

16 スリアびとはそのイスラエルにうちやぶられたるを使󠄃者つかひ遣󠄃つかはしてかは彼旁かなたなるスリアびとひきいだせりハダレゼルの軍旅󠄃ぐんりよかしらシヨバクこれを率󠄃ひき 17 そのことダビデにきこえければかれイスラエルをこと〴〵あつめヨルダンをわたりてかれらの所󠄃ところきたこれにむかひて戰爭いくさ陣列そなへたてたりダビデかくかれらにむかひて戰爭いくさ陣列そなへたてたればかれらこれとたゝかへり 18 しかるにスリアびとイスラエルの前󠄃まへついえたればダビデ、スリアのいくさぐるまひとせん步兵ほへいまんころしまた軍旅󠄃ぐんりよかしらシヨバクをころせり 19 ハダレゼルのしんたる者等ものどもそのイスラエルにうちやぶられたるをてダビデと和睦やはらぎをなしてこれがしんとなれりスリアびとこののちふたゝびアンモンの子孫ひと〴〵たすくることをざりき
 770㌻ 

第20章

1 としかへりて王等わうたち戰爭いくさいづときにおよびてヨアブ軍勢ぐんぜい率󠄃ひきゐてでアンモンびとうちあら往󠄃ゆきてラバをせめ圍󠄃かこめりされどダビデはヱルサレムにとゞまりたりヨアブつひにラバをうちやぶりてこれをほろぼせり〘593㌻〙 2 ダビデかれらのわう冠冕󠄅かんむりをそのかうべよりとりはなしたりしがそのきんおもさはかるに一タラントありまたそのなか寳石はうせきはめたるありきこれをダビデのかうべかむらせたりかれまたはなは衆多おほく掠取物ぶんどりものをそのまちよりとれ 3 しかしてかれまたそのうちたみひきいだしのこぎりてつうちぐるまをのとをもてこれをきれりダビデ、アンモンの子孫ひと〴〵一切すべてまちなせしかしてダビデとそのたみはみなヱルサレムにかへりぬ

4 こののちゲゼルにおいてペリシテびと戰爭いくさおこりたりしがそのときにホシヤびとシベカイ巨󠄃人おほをとこ子孫こら一人ひとりなるシバイをころせり彼等かれらつひに攻伏せめふせられき 5 またペリシテびと戰爭いくさありしがヤイルのエルハナン、ガテのゴリアテの兄弟きやうだいラミをころせりラミのやりはた滕󠄄ちぎりごとくなりき 6 またガテに戰爭いくさありしが其處そこ一人ひとり身長たけたかひとありそのゆびあしゆびむつづつにしてあはせて二十四ありかれ巨󠄃人おほをとこうめものなりき 7 かれイスラエルをいどみしかばダビデの兄弟きやうだいシメアのヨナタンこれをころせり 8 是等これらはガテにて巨󠄃人おほをとこうめものなりしがダビデのとその臣僕けらいたふれたり

第21章

1 こゝにサタン起󠄃おこりてイスラエルにてきしダビデを感動かんどうしてイスラエルを核󠄂數󠄄かぞへしめんとせり 2 ダビデすなはちヨアブとたみ牧伯等つかさたちいひけるは汝等なんぢらゆきてベエルシバよりダンまでのイスラエルびと數󠄄かぞへその數󠄄かずをとりきたりてわれしらせよ 3 ヨアブこたへけるは幾何いくばくあるともねがはくはヱホバそのたみひやくばいましたまへさりながらわうわがしゆこれはみなわがしゆしもべならずやしかるなにとてわがしゆこのことなさんと要󠄃もとめたまふやなんぞイスラエルをしてこれによりてつみせしむべけんやと
 771㌻ 
4 されどわうつひにヨアブにいひ勝󠄃かちたればヨアブすなはちいでゆきイスラエルをあまねゆきめぐりてヱルサレムに還󠄃かへれり 5 しかしてヨアブたみ總󠄂數󠄄そうすうをダビデにつげたりすなはちイスラエルのうちにはつるぎおぶものぴやく萬人まんにんありユダのうちにはつるぎおぶもの四十七萬人まんにんありき 6 たゞしレビとベニヤミンとはそのなか數󠄄かぞへざりきはヨアブわうことばにくみたればなり 7 このことかみあしかりければイスラエルをうちなやましたまへり 8 ダビデこゝにおいてかみまうしけるはわれこのことをなしておほいつみたりしかれどもいまねがはくはしもべつみのぞきたまへわれはなはだおろかなることをなせりと

9 ときにヱホバ、ダビデの先見者せんけんしやガデにきていひたまひけるは 10 往󠄃ゆきてダビデにつげへヱホバかくわれなんぢにみつのものをしめなんぢそのひとつえらわれそれをなんぢなさんと〘594㌻〙 11 ガデすなはちダビデのもといたこれいひけるはヱホバかくいひたまふなんぢえらべよ 12 すなはち三ねん饑󠄃饉ききん又󠄂またなんぢ三月󠄃みつきあひだなんぢてき前󠄃まへやぶれてなんぢあたつるぎ追󠄃おひしかれんか又󠄂また三日みつかあひだヱホバのつるぎすなはち疫病えやみこのくににありてヱホバの使󠄃者つかひイスラエルの四方よもさかひうちにてうちほろぼすことをせんか如何いかなるこたへわれ遣󠄃つかはせしものなすべきかをなんぢさだめよ 13 ダビデ、ガデにいひけるはわれおほいにくるし請󠄃われはヱホバのおちいらんその憐憫あはれみはなはだおほいなればなりひとにはおちいらじと 14 こゝにおいてヱホバ、イスラエルに疫病えやみ降󠄄くだしたまひければイスラエルのひと萬人まんにんたふれたり 15 かみまた使󠄃者つかひをヱルサレムに遣󠄃つかはしてこれをほろぼさんとしたまひしがそのこれをほろぼすにあたりてヱホバてこの禍害󠄅わざはひをなせしをそのほろぼす使󠄃者つかひいひたまひけるはたれいまなんぢの住󠄃とどめよとときにヱホバの使󠄃者つかひはヱブスびとオルナンのうちかたはらたちをる 16 ダビデをあげてるにヱホバの使󠄃者つかひてんあひだたちぬきつるぎにとりてヱルサレムのかたにこれをのべをりければダビデと長老等としよりたち麻󠄃布あさぬの俯伏ふれふせ
 772㌻ 
17 しかしてダビデかみまうしけるはたみ數󠄄かぞへよとめいぜしものわれならずやつみをかあしことをなしたるものわれなりしかれども是等これらひつじなにをなせしやわがかみヱホバよ請󠄃なんぢわれとわが父󠄃ちゝいへくはへたまへたゞなんぢたみくはへてこれやましめたまふなかれと

18 ときにヱホバの使󠄃者つかひガデにめいなんぢダビデにつげてダビデをしてのぼりゆきてヱブスびとオルナンのうちにてヱホバのために一箇ひとつだんきづかしめよといへ 19 こゝにおいてダビデはガデがヱホバのをもてつげたることばにしたがひてのぼりゆけり 20 オルナンはむぎうちゐけるが回顧󠄃うりかへりてん使󠄃つかひるをそのにん子等こらとともにかくれたり 21 やがてダビデはオルナンのかたきたりけるがオルナン望󠄇のぞみてダビデをすなはちうちよりいでゆきてかほにつけてダビデをはいせり 22 ダビデ、オルナンにいひけるはこのうちところわれあたへよわれそこにてヱホバに一箇ひとつだんきづかんなんぢそのじふ分󠄃ぶんあたひをとりてこれわれにあたへ災害󠄅わざはひたみにおよぶことをとゞめしめよ 23 オルナン、ダビデにいひけるは請󠄃これわうわがしゆよしるところをなしたまへわれなんぢにさゝげてうし燔祭はんさいものとし打禾車うちぐるま柴薪たきゞとしむぎ素祭そさいとせんわれみなこれをたて呈󠄄まつると 24 ダビデわうオルナンにいひけるはしかるべからずわれかならずじふ分󠄃ぶんあたひをはらひてこれかはわれなんぢものとりてヱホバにたてまつらじ又󠄂またつひえなしに燔祭はんさいさゝぐることをせじと〘595㌻〙 25 ダビデすなはちそのところのためにきんぴやくシケルをはかりてオルナンにあたへたり 26 しかしてダビデ其處そこにてヱホバに一箇ひとつ祭壇さいだんきづ燔祭はんさい酬恩祭しうおんさいさゝげてヱホバをよびけるにてんより燔祭はんさいだんうへ降󠄄くだしてこれこたへたまへり 27 ヱホバすなはちその使󠄃者つかひめいじたまひければかれそのつるぎさやをさめたり

28 そのときダビデはヱホバがヱブスびとオルナンのうちにおいておのれこたへたまふをたれば其處そこにて犧牲いけにへさゝぐることをなせ 29 モーセが荒野あらのにて造󠄃つくりたるヱホバの幕屋まくや燔祭はんさいだんとはそのころギベオンの崇邱たかきところにありけるが
 773㌻ 
30 ダビデはその前󠄃まへ進󠄃すゝみゆきてかみもとむることをせざりきかれヱホバの使󠄃者つかひつるぎのためにおそれたるによりてなり

第22章

1 ダビデいひけるはヱホバかみいへこゝなりイスラエルの燔祭はんさいだんこゝなりと 2 ダビデすなはちめいじてイスラエルの異邦󠄆人ことくにびとあつめしめ又󠄂またかみいへ建󠄄たつるにもちふるいしきるために石工せきこうまうけたり 3 ダビデまたもん扉󠄆とびらくぎおよび鎹󠄃かすがひもちふるてつおびただしくそなへたり又󠄂またあかがね數󠄄かぞへしれぬほどにおびただしくそなへたり 4 また香柏かうはくそなふること數󠄄かずしれずはシドンびとおよびツロのもの夥多おびただしく香柏かうはくをダビデの所󠄃ところ運󠄃はこびきたりたればなり 5 ダビデいひけるはわがソロモンはわかくして弱󠄃よわ又󠄂またヱホバのために建󠄄たついへきはめて高大かうだいにして萬國ばんこくさかえものたらざるべからずいまわれそれがために準備そなへをなさんとダビデそのしぬ前󠄃まへおほいこれ準備そなへをなせり

6 しかしてかれそのソロモンをめしてイスラエルのかみヱホバのためにいへ建󠄄たつることをこれめいぜり 7 すなはちダビデ、ソロモンにいひけるはわがわれわがかみヱホバののためにいへ建󠄄たつこころざしありき 8 しかるにヱホバのことばわれにのぞみていへなんぢおほくのながおほいなる戰爭いくさしたりなんぢわが前󠄃まへにておほくながしたればわがためいへ建󠄄たつべからず 9 男子なんしなんぢうまれんこれ平󠄃安へいあんひとなるべしわれこれに平󠄃安へいあんたまひてその四周󠄃まはりもろ〳〵てきわづらはさるることなからしめんゆゑかれはソロモン(平󠄃安へいあん)といふべしかれわれ平󠄃安へいあん靜謐せいひつをイスラエルにたまはん 10 かれわがのためにいへ建󠄄たてかれはわがとなりわれかれ父󠄃ちゝとならんわれかれのくにくらゐかたうしてながくイスラエルのうへたゝしめん 11 されわがねがはくはヱホバなんぢとともにいまなんぢ盛󠄃さかんならしめなんぢかみヱホバのいへ建󠄄たてさせてそのなんぢにつきていひたるごとくしたまはんことを
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12 たゞねがはくはヱホバなんぢ智慧󠄄ちゑ頴悟さとりたまなんぢをイスラエルのうへたてなんぢかみヱホバの律法おきてなんぢまもらせたまはんことを〘596㌻〙 13 なんぢもしヱホバがイスラエルにつきてモーセにめいじたまひし法度のり例規さだめつゝしみておこなはばなんぢ旺盛󠄃さかんになるべしこゝろつよくしかつ勇󠄃いさおそるるなかをののくなかれ 14 われ患難なやみうちにてヱホバのいへのためにきんまんタラントぎんまんタラントをそなへまたあかがねてつとを數󠄄かずしれぬほど夥多おびただしくそなへたり又󠄂また材木ざいもくいしをもそなへたりなんぢまたこれくはふべし 15 かつまた工人こうじん夥多おびただしくなんぢにありすなはいしきり刻󠄂きざものおよびもろ〳〵工作わざすところの工匠たくみなどすべてあり 16 それ金銀きんぎんあかがねてつ數󠄄かずかぎりなしなんぢ起󠄃たちねがはくはヱホバなんぢとともにいませと

17 ダビデまたイスラエルの一切すべて牧伯等つかさたちにそのソロモンをたすくることをめいじていは 18 なんぢらのかみヱホバなんぢらとともいますならずや四方しはうにおいて泰平󠄃たいへいなんぢらにたまへるならずやすなはちこのたみわがわたしたまひてこのはヱホバの前󠄃まへとそのたみ前󠄃まへ服󠄃ふくせり 19 されなんぢこゝろをこめ精神せいしんをこめてなんぢらのかみヱホバをもとめよなんぢ起󠄃たちてヱホバかみ聖󠄃所󠄃せいじよ建󠄄てヱホバののために建󠄄たつるそのいへにヱホバの契󠄅約けいやくはこかみ聖󠄃きよきうつはたづさへいるべし

第23章

1 ダビデおいてその滿みちければそのソロモンをイスラエルのわうとなせり 2 ダビデ、イスラエルの一切すべて牧伯つかさおよび祭司さいしとレビびとをあつめたり 3 レビびとの三十さい以上いじやうなるもの數󠄄かぞへたるにその人々ひと〴〵かしら數󠄄かずは三まんせん 4 そのうちまんせんはヱホバのいへ事幹わざつかさどり六せん有󠄃司つかさびとおよび裁判󠄄人さばきびとたり 5せんもんまもものたりまた四せんはダビデが造󠄃つくれる讃美さんび樂器がくきをとりてヱホバを頌󠄃たたふることをせり 6 ダビデ、レビの子孫しそん分󠄃わかちて班列くみたてたりすなはちゲルシヨン、コハテおよびメラリ
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7 ゲルシヨンびとたるものはラダンおよびシメイ 8 ラダンの子等こらかしらエヒエルにゼタムとヨエルあはせて三にん 9 シメイの子等こらはシロミテ、ハジエル、ハランの三にん是等これらはラダンの宗家そうけちやうたり 10 シメイの子等こらはヤハテ、ジナ、ヱウシ、ベリア この四にんはシメイのなり 11 ヤハデはかしら ジナはその次󠄄つぎ ヱウシ、ベリアはおほからざるがゆゑこれをともに數󠄄かぞへてひとつ宗家そうけとなせり

12 コハテの子等こらはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエルの四にん 13 アムラムの子等こらはアロンとモーセ、アロンはその子等こらとともになが區別わかたれてその潔󠄄きよめていと聖󠄃者きよきものとなりヱホバの前󠄃まへかうこれつかつねにこれがをもてしゆくすることをなせ〘597㌻〙 14 かみひとモーセの子等こらはレビの支󠄂派󠄄わかれうち數󠄄かぞへいれらる 15 モーセの子等こらはゲルシヨンおよびエリエゼル 16 ゲルシヨンの子等こらかしらはシブエル 17 エリエゼルの子等こらかしらはレハビヤ、エリエゼルはこのほか男子をとこのこあらざりきたゞしレハビヤの子等こらはなはおほかりき 18 イヅハルの子等こらかしらはシロミテ 19 ヘブロンの子等こら長子うひごはヱリヤ その次󠄄つぎはアマリヤ その三はヤハジエル その四はヱカメアム 20 ウジエルの子等こら長子うひごはミカ 次󠄄つぎはヱシヤ

21 メラリの子等こらはマヘリおよびムシ、マヘリの子等こらはエレアザルおよびキシ 22 エレアザルは男子なんしなくしてしねたゞ女子によしありし而已のみその女子等によしどもはキシのたるその兄弟きやうだいどもこれをめとれり 23 ムシの子等こらはマヘリ、エデル、ヱレモテの三にん

24 レビの子孫しそんをその宗家そうけしたがひていへかくのごとしこれみなかのかしら數󠄄かず數󠄄かぞへられそのしるされてヱホバのいへ役事はたらきをなせる二十さい以上いじやうもの宗家そうけかしらなり 25 ダビデいひけらくイスラエルのかみヱホバそのたみやすんじてながくヱルサレムに住󠄃すみたまふ
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26 レビびとはまたかさねて幕屋まくやおよびその奉事つとめ器具󠄄うつはものかくことあらずと 27 ダビデの最後をはりことばにしたがひてレビびとは二十さい以上いじやうよりして數󠄄かぞへられたり 28 かれらのしよくはアロンの子孫しそんたちぞくしてかみいへ役事はたらき庭󠄄にはもろ〳〵へやよう一切すべて聖󠄃物きよきもの潔󠄄きよむるなどすべかみいへ役事はたらきつとむるのことなりき 29 また供前󠄃そなへのパン素祭そさいむぎ粉󠄃たねいれぬ菓子くわしなべにてつくものやきつくものなどをつかさどりまたすべ容積かさ長短ながさ量度はかることをつかさどり 30 また朝󠄃あしたごとにたちてヱホバを頌󠄃たゝほむることをつかさどれりゆふべもまたしか 31 又󠄂また安息日あんそくにち朔日つひたち節󠄄會せちゑにおいてヱホバにもろ〳〵燔祭はんさいさゝそのめいぜられたる所󠄃ところしたがひて數󠄄かずのごとくにたえずこれをヱホバの前󠄃まへにたてまつることつかさどれり 32 かくのごとくかれらは集會しふくわい幕屋まくや職守つとめ聖󠄃所󠄃きよきところ職守つとめとアロンの子孫しそんたるその兄弟きやうだいたち職守つとめとをまもりてヱホバのいへ役事はたらきをおこなふべかりしなり

第24章

1 アロンの子孫しそん班列くみのごとしアロンの子等こらはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル 2 ナダブとアビウはその父󠄃ちゝさきだちてしになかりければエレアザルとイタマル祭司さいしとなれり 3 ダビデ、エレアザルの子孫しそんザドクおよびイタマルの子孫しそんアヒメレクとともにかれらを分󠄃わかちておの〳〵そのしよくつとめにんじたり 4 エレアザルの子孫しそんうちにはイタマルの子孫しそんうちよりもかしらたるひとおほかりきこゝをもてその分󠄃わかかれし班列くみはエレアザルの子孫しそんたる宗家そうけちやうには十六ありイタマルの子孫しそんたる宗家そうけちやうには八あり〘598㌻〙 5 かくかれらはくじによりて分󠄃わかたるかれこれあひひと聖󠄃所󠄃きよきところ督者つかさおよびかみ督者つかさはエレアザルの子孫しそんうちよりもでイタマルの子孫しそんうちよりもいづればなり 6 レビびとネタネルのシマヤといふ書記しよきわう牧伯等つかさたち祭司さいしザドクとアビヤタルのアヒメレクと祭司さいしおよびレビびと宗家そうけちやう前󠄃まへにてこれかきしるせりすなはちエレアザルのために宗家そうけひとつとればまたイタマルのために宗家そうけひとつとれ
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7 だい一のくじはヨアリブにあただい二はヱダヤにあた 8 だい三はハリムにあただい四はセオリムにあた 9 だい五はマルキヤにあただい六はミヤミンにあた 10 だい七はハツコヅにあただい八はアビアにあた 11 だい九はヱシユアにあただい十はシカニヤにあた 12 だい十一はヱリアシブにあただい十二はヤキンにあた 13 だい十三はホツバにあただい十四はエシバブにあた 14 だい十五はビルガにあただい十六はインメルにあた 15 だい十七はヘジルにあただい十八はハビセツにあた 16 だい十九はベタヒヤにあただい二十はエゼキエルにあた 17 だい二十一はヤキンにあただい二十一はガムルにあた 18 だい二十三はデラヤにあただい二十四はマアジアにあたれり 19 これその職務つとめ順序ついでなりかれらはこれにしたがひてヱホバのいへにいりその先祖せんぞアロンよりつたはりし例規さだめによりてつとむべかりしなりすなはちイスラエルのかみヱホバのかれめいじたまひしごとし

20 そのほかのレビの子孫しそんごとしアムラムの子等こらうちにてはシユバエル、シユバエルの子等こらうちにてはヱデヤ 21 レハビヤについてはレハビヤの子等こらうちにては長子うひごイツシア 22 イヅハリびとうちにてはシロミテ、シロミテの子等こらうちにてはヤハテ 23 ヘブロンの子等こらうちにては長子うひごヱリヤアマリヤさんヤハジエルヱカメアム 24 ウジエルの子等こらうちにてはミカ、ミカの子等こらうちにてはシヤミル 25 ミカの兄弟きやうだいをイツシアといふイツシアの子等こらうちにてはゼカリヤ 26 メラリの子等こらはマヘリおよびムシ、ヤジアの子等こらはベノ 27 メラリの子孫しそんのヤジアよりいでたるものはベノ、シヨハム、ザツクル、イブリ 28 マヘリよりエレアザルいでたりエレアザルは子等こらなかりき 29 キシについてはキシのはヱラメル 30 ムシの子等こらはマヘリ、エデル、ヱリモテ是等これらはレビの子孫しそんにしてその宗家そうけにしたがひていへものなり
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31 これらのものもまたダビデわうとザドクとアヒメレクと祭司さいしおよびレビびと宗家そうけちやうたる者等ものども前󠄃まへにてアロンの子孫しそんたるその兄弟きやうだいたちのごとくくじひけあに宗家そうけおとうと宗家そうけことなることなかりき〘599㌻〙

第25章

1 ダビデと軍旅󠄃ぐんりよ牧伯等つかさたちまたアサフ、ヘマンおよびヱドトンの子等こら選󠄄えらびてしよくにんこれをしてことしつ鐃鈸ねうはちとり預言よげんせしむそのしよくによれば伶人れいじん數󠄄かずのごとし 2 アサフの子等こらはザツクル、ヨセフ、ネタニア、アサレラ みなアサフの子等こらにしてアサフのぞくすアサフはわうにつきて預言よげん 3 ヱドトンについてはヱドトンの子等こらはゲダリア、ゼリ、ヱサヤ、ハシヤビヤ、マツタテヤの六にん みなこととりてその父󠄃ちゝヱドトンのぞくすヱドトンはヱホバをめかつ頌󠄃たゝへて預言よげん 4 ヘマンについてはヘマンの子等こらたるものはブツキヤ、マツタニヤ、ウジエル、シブエル、ヱレモテ、ハナニヤ、ハナニ、エリアタ、ギダルテ、ロマムテエゼル、ヨシベカシヤ、マロテ、ホテル、マハジオテ 5 これみなかみことばをつたふるわう先見者せんけんしやヘマンの子等こらにしてかくかみヘマンに男子なんし十四にん女子によしにんたまへり 6 是等これらものみなその父󠄃ちゝぞくしヱホバのいへにおいてうたうた鐃鈸ねうはちしつことをもてかみいへ奉事つとめをなせり アサフ、ヱドトンおよびヘマンはわうにつけり 7 彼等かれらおよびヱホバにうたうたふことを習󠄃ならへるその兄弟きやうだいたちすなはたくみなるもの數󠄄かずは二ひやく八十八にん 8 かれだいせうたくみなるもの習󠄃ならものみなともにその職務つとめくじひきけるが

9 だい一のくじはアサフのいへのヨセフにあただい二はゲダリアにあたれりかれもその兄弟きやうだいたちおよび子等こら十二にん 10 だい三はザツクルにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 11 だい四はイヅリにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 12 だい五はネタニヤにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 13 だい六はブツキアにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 14 だい七はアサレラにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 15 だい八はヱサヤにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん
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16 だい九はマツタニヤにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 17 だい十はシメイにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 18 だい十一はアザリエルにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 19 だい十二はハシヤビアにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 20 だい十三はシユバエルにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 21 だい十四はマツタテヤにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 22 だい十五はヱレモテにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 23 だい十六はハナニヤにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん〘600㌻〙 24 だい十七はヨシベカシヤにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 25 だい十八はでハナニにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 26 だい十九はマロテにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 27 だい二十はエリアタにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 28 だい二十一はホテルにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 29 だい二十二はギダルテにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 30 だい二十三はマハジオテにとみれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん 31 だい二十四はロマムテエゼルにあたれりその子等こらとその兄弟きやうだいたち十二にん

第26章

1 もんまももの班列くみのごとしコラびとうちにてはアサフのコレのなるメシレミヤ 2 メシレミヤの子等こら長子うひごはゼカリヤその次󠄄つぎはヱデアエルその三はゼバデヤその四はヤテニエル 3 その五はエラムその六はヨハナンその七はエリヨエナイ 4 またオベデエドムの子等こら長子うひごはシマヤその次󠄄つぎはヨザバデその三はヨアその四はサカルその五はネタネル 5 その六はアシミエルその七はイツサカルその八はピウレタイかみかれを祝福めぐみたまひしなり 6 またかれシマヤにも數󠄄人すにんうまれたりしがその子等こら大勇󠄃士だいゆうしにしてその父󠄃ちゝいへしゆたるものなりき 7 すなはちシマヤの子等こらはオテニ、レバエル、オベデ、エルザバデ、エルザバデの兄弟きやうだいエリウとセマキヤはちからあるひとなりき 8 これみなオベデエドムのまごなりかれらとその子等こらおよびその兄弟きやうだいたちあはせて六十二にんみなちからあるものにしてそのしよくこれみなオベデエドムにぞくするものなり 9 メシレミヤも子等こら兄弟きやうだいたちあはせて十八にんありみなちからあるものなりき
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10 メラリの子孫しそんホサもまた子等こらありきそのかしらはシムリこれ長子うひごならざりしかどもその父󠄃ちゝこれをかしらとなせしなり 11 その次󠄄つぎはヒルキヤその三はデバリヤその四はゼカリヤ、ホサの子等こら兄弟きやうだいたちあはせて十三にん

12 もんまもるところの班列くみこの長等かしらたちうちよりでみなその兄弟きやうだいひとし勤務つとめをなしてヱホバのいへつか 13 かれ門々もん〳〵分󠄃わかつためにせうだいもともにその宗家そうけしたがひてくじひきたりしが 14 ひがしかたくじはシレミヤにあたれり又󠄂またそのゼカリヤのためにくじひきけるにきたかたくじこれにあたれりゼカリヤは智慧󠄄ちゑある議士ぎしなりき 15 オベデエドムはみなみかたくじあたりその子等こらくらくじあたれり 16 シユパムおよびホサは西にしかたくじにあたりさか大路おほぢにあるシヤレケテのもんかたはらをれ守者まもるものはみな相對あひむか〘601㌻〙 17 ひがしかたにはレビびとにんきたかたには日々ひびに四にんみなみかたにも日々ひびに四にんくらのかたはらには二にんに二にん 18 西にしかたバルバルにおいては大路おほぢに四にんバルバルに二にん 19 もんまももの班列くみかくのごとしみなコラの子孫しそんとメラリの子孫しそんなり

20 またかみ府庫くらおよび聖󠄃物きよきもの府庫くらつかさどれるかれらの兄弟きやうだいなるレビびとのごとし 21 ラダンの子孫しそんすなはちラダンよりいでたるゲルシヨンびとにしてゲルシヨンびとラダンの宗家そうけちやうたるものうちにてはヱヒエリ 22 およびヱヒエリの子等こらならびにその兄弟きやうだいゼタムとヨエルこれらはヱホバのいへ府庫くらつかさどれり 23 アムラミびとイヅハリびとヘブロンびとウジエリびとうちにおいてはのごとし 24 モーセのゲルシヨムのなるシブエルは府庫くらつかさたり 25 その兄弟きやうだいにしてエリエゼルよりいでたるものすなはちエリエゼルのレハビヤそのヱサヤそのヨラムそのジクリそのシロミテ 26 このシロミテとその兄弟きやうだいたちはすべての聖󠄃物きよきもの府庫くらつかさどれりその聖󠄃物きよきものはすなはちダビデわう宗家そうけちやうせんにんかしらひやくにんかしら軍旅󠄃ぐんりよ長等かしらたちなどが奉納󠄃をさめたるものなり
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27 すなは戰爭いくさにおいてたるものおよび掠取物ぶんどりもの奉納󠄃をさめてヱホバのいへ修繕つくろひそなへたるなり 28 すべ先見者せんけんしやサムエル、キシのサウル、ネルのアブネル、ゼルヤのヨアブ奉献をさめたるものおよびそのほか奉納󠄃物をさめものみなシロミテとその兄弟きやうだいたちしたにありき

29 イヅハリびとうちにてはケナニヤとその子等こらイスラエルの外事ぐわいじをさ有󠄃司つかさとなり裁判󠄄人さばきびととなれり 30 ヘブロンびとうちにてはハシヤビアおよびその兄弟きやうだいなどの勇󠄃士ゆうしせんひやくにんありてヨルダンの此旁こなたすなはち西にしかたにてイスラエルの監督かんとくしやとなりヱホバの一切すべてことおこなわうようなせ 31 ヘブロンびとうちにてはその系譜󠄃けいふ宗家そうけとによればヱリヤといふものヘブロンびとかしらなりダビデの治世ぢせいの四十ねんかれらを尋󠄃たづもとめギレアデのヤゼルにおいてかれらのうちより大勇󠄃士だいゆうしたり 32 ヱリヤの兄弟きやうだいたる勇󠄃士ゆうしは二せんひやくにんにしてみな宗家そうけちやうたりダビデわうかれらをしてルベンびとガドびとおよびマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれ監督かんとくしめかみにつけることわうにつけることとをつかさどらせたり

第27章

1 イスラエルの子孫ひと〴〵すなはち宗家そうけちやうせんにんかしらひやくにんかしらおよびその有󠄃司つかさたちとしすべて月󠄃つきのあひだ月󠄃つきごとに更󠄃かは更󠄃かはその班列くみもろ〳〵ことをつとめてわうつかへたるがその數󠄄かずかんがふるにひと班列くみに二まんせんにんありき 2 まづだい一の班列くみすなはち正月󠄃しやうぐわつ分󠄃ぶんはザブデエルのヤシヨベアムこれを率󠄃ひきその班列くみは二まんせんにん〘602㌻〙 3 かれ正月󠄃しやうぐわつ軍團ぐんだん長等かしらたちをさたるものにしてペレヅの子孫しそんなり 4月󠄃ぐわつ班列くみはアホアびとドダイその班列くみものとともにこれを率󠄃ひきゆミクロテといふつかさありその班列くみは二まんせんにん 5月󠄃ぐわつ軍團ぐんだんすぶだい三のしやう祭司さいしをさヱホヤダのベナヤその班列くみは二まんせんにん 6 このベナヤはかの三十にんうち勇󠄃士ゆうしにして三十にんうへにたてりかれアミザバデその班列くみにあり 7月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんすぶだい四のしやうはヨアブのおとうとアサヘルにしてそのゼバデヤこれに次󠄄つげその班列くみは二まんせんにん
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8月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんすぶだい五のしやうはイズラヒびとシヤンモテその班列くみは二まんせんにん 9月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんすぶだい六のしやうはテコアびとイツケシのイラその班列くみは二まんせんにん 10月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんすぶだい七のしやうはエフライムの子孫しそんたるペロニびとヘレヅその班列くみは二まんせんにん 11月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんすぶだい八のしやうはゼラの子孫しそんたるホシヤびとシベカイその班列くみは二まんせんにん 12月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんをすぶるだい九のしやうはベニヤミンの子孫しそんたるアナトテびとアビエゼルその班列くみは二まんせんにん 13月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんをすぶるだい十のしやうはゼラの子孫しそんたるネトパびとマハライその班列くみは二まんせんにん 14 十一月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんをすぶるだい十一のしやうはエフライムの子孫しそんたるピラトンびとベナヤその班列くみは二まんせんにん 15 十二月󠄃ぐわつ分󠄃ぶんすぶだい十二のしやうはオテニエルの子孫しそんたるネトパびとヘルダイその班列くみは二まんせんにん

16 イスラエルの支󠄂派󠄄わかれをさむるもののごとしルベンびと牧伯つかさはヂクリのエリエゼル、シメオンの牧伯つかさはマアカのシバテヤ 17 レビびと牧伯つかさはケムエルのハシヤビヤ、アロンびと牧伯つかさはザドク 18 ユダの牧伯つかさはダビデの兄弟きやうだいエリウ、イツサカルの牧伯つかさはミカエルのオムリ 19 ゼブルンの牧伯つかさはオバデヤのイシマヤ、ナフタリの牧伯つかさはアズリエルのヱレモテ 20 エフライムの子孫しそん牧伯つかさはアザジヤのホセア、マナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれ牧伯つかさはペダヤのヨエル 21 ギレアデなるマナセの半󠄃なかばの支󠄂派󠄄わかれ牧伯つかさはゼカリヤのイド、ベニヤミンの牧伯つかさはアブネルのヤシエル 22 ダンの牧伯つかさはヱロハムのアザリエル、イスラエルの支󠄂派󠄄わかれ牧伯等つかさたちかくのごとし 23 二十さい以下いかなるものはダビデこれを數󠄄かぞへざりきはヱホバかつてイスラエルをまし天空󠄃そらほしのごとくにせんといひたまひしことあればなり 24 ゼルヤのヨアブ數󠄄かぞふることをはじめたりしがこれをなしをへざりきそのかぞふることによりて震怒いかりイスラエルにおよべりその數󠄄かずはまたダビデわう記錄きろくふみのせざりき〘603㌻〙
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25 アデエルのアズマウテはわう府庫くらつかさどりウジヤのヨナタンは田野でんや邑々まち〳〵村々むら〳〵城󠄃しろなどにある府庫くらつかさどり 26 ケルブのエズリは耕󠄃たがや農業のうげふひとつかさどり 27 ラマテびとシメイは葡萄園ぶだうばたけつかさどりシフミびとザブデはその葡萄園ぶだうばたけよりとれ葡萄ぶだうしゆくらつかさどり 28 ゲデラびとバアルハナンは平󠄃野ひらのなる橄欖樹かんらんのきくはのつかさどりヨアシはあぶらくらつかさどり 29 シヤロンびとシテナイはシヤロンにてうしむれつかさどりアデライのシヤバテは谷々たに〴〵にあるうしむれつかさどり 30 イシマエルびとオビルは駱駝らくだつかさどりメロノテびとヱデヤは驢馬ろばつかさどり 31 ハガリびとヤジズはひつじむれつかさどれりこれみなダビデわう所󠄃有󠄃もちものつかさどれるものなり

32 またダビデの叔父󠄃をぢヨナタンは議官ぎくわんたりかれ智慧󠄄ちゑありがくしきあるものなり又󠄂またハクモニのヱヒエルはわう子等こたち補佐ほさたり 33 アヒトペルはわう議官ぎくわんたりアルキびとホシヤイはわう伴󠄃侶ともたり 34 アヒトペルに次󠄄ものはベナヤのヱホヤダおよびアビヤタルわう軍旅󠄃ぐんりよかしらはヨアブ

第28章

1 こゝにダビデ、イスラエルの一切すべてかしら支󠄂派󠄄わかれちやうわうつかふる班列くみかしらせんにんかしらひやくにんかしらわうとその子等こら所󠄃有󠄃もちものおよ家畜かちくつかさどるもの閹官えんくわん有󠄃力いうりよくしやしよ勇󠄃士ゆうしなどをこと〴〵くヱルサレムに召集めしあつ 2 しかしてダビデわうそのあしにて起󠄃たちいひけるはわれ兄弟きやうだいたち我民わがたみわれわれはヱホバの契󠄅約けいやくはこのためわれらのかみあしだいのために安居あんきよいへ建󠄄たてんとのこころざしありてすでにこれを建󠄄たつ準備そなへをなせり 3 しかるにかみわれいひたまへりなんぢわがのためにいへ建󠄄たつべからずなんぢ軍人いくさびとにして許多あまたながしたればなりと 4 しかりといへどもイスラエルのかみヱホバわが父󠄃ちゝ全󠄃家ぜんかうちよりわれ選󠄄えらびてながくイスラエルにわうたらしめたまふすなはちユダを選󠄄えらびてかしらとなしユダの全󠄃家ぜんかうちよりわが父󠄃ちゝいへ選󠄄えらわが父󠄃ちゝ子等こらうちにてわれよろこびイスラエルのわうとならしめたまふ 5 しかしてヱホバわれ衆多おほくをたまひてそのわがすべて子等こらうちよりわがソロモンを選󠄄えらこれをヱホバのくにくらゐせしめてイスラエルををさめしめんとしたまふ
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6 ヱホバまたわれいひたまひけるはなんぢソロモンはわがいへおよびわが庭󠄄にはつくらんわれかれを選󠄄えらびてわがとなせりわれかれの父󠄃ちゝとなるべし 7 かれもし今日こんにちのごとくわが誡命いましめ律法おきてかたまもおこなはばわれそのくにながかたうせんと 8 されいまヱホバの會衆くわいしうたるイスラエルの全󠄃家ぜんか前󠄃まへおよびわれらのかみきこしめす所󠄃ところにてなんぢらに勸󠄂すゝなんぢらそのかみヱホバの一切すべて誡命いましめまもりかつこれ追󠄃おひもとむべししかせば汝等なんぢらこのよきたもちてこれをなんぢらののち子孫しそんながつたふることを〘604㌻〙

9 わがソロモンよなんぢ父󠄃ちゝかみ完全󠄃まつたきこゝろをもてよろこ勇󠄃いさんでこれつかへよヱホバは一切すべてこゝろさぐ一切すべて思想おもひさとりたまふなりなんぢもしこれもとめなばこれ遇󠄃あはされなんぢもしこれすてなばながなんぢすてたまはん 10 されなんぢつゝしめよヱホバなんぢ選󠄄えらびて聖󠄃所󠄃きよきところとすべきいへ建󠄄たてさせんとたまへばこゝろつよくしてこれをなすべしと

11 しかしてダビデは殿とのらうおよびそのいへその府庫くらそのうへしつそのうちしつ贖罪しよくざい所󠄃しよしつなどの式樣ひながたをそのソロモンにさづ 12 また其心そのこころおもひはかれる一切すべてものすなはちヱホバのいへ庭󠄄には四周󠄃まはりもろ〳〵へやかみいへ府庫くら聖󠄃物きよきもの府庫くらなどの式樣ひながたさづ 13 また祭司さいしおよびレビびと班列くみとヱホバのいへもろ〳〵奉事つとめわざとヱホバのいへもろ〳〵奉事つとめ器皿うつはものとにつきて諭󠄄さとすところあり 14 またもろ〳〵奉事つとめもちふるきん器皿うつはものつくきん重量めかたさだ又󠄂またもろ〳〵奉事つとめうつはもちふるもろ〳〵ぎん器皿うつはものぎん重量めかたさだ 15 すなはきん燈臺とうだいとそのきん燈盞ともしびざら重量めかたのべ一切すべて燈臺とうだいとその燈盞ともしびざら重量めかたさだ又󠄂またぎん燈臺とうだいにつきても各々おの〳〵燈臺とうだい用法もちひかたにしたがひて燈臺とうだいとその燈盞ともしびざら重量めかたさだ 16 また供前󠄃そなへのパンのつくゑにつきてはそのおの〳〵つくゑのためにきん重量めかたさだ又󠄂またぎんつくゑのためにもぎんさだ 17 又󠄂また肉󠄁にくさしさら杓󠄃しやくのためにもちふる純金じゆんきん重量めかたさだきん大斝おほさかづきにつきてもまた各々おの〳〵大斝おほさかづきのために重量めかたさだぎん一切すべて大斝おほさかづきのためにも重量めかたさだ
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18 またかうだんのためにもちふる精金せいきん重量めかたさだめかつくるまなるケルビムの式樣ひながたきんさだこのケルビムはその翼󠄅つばさのべてヱホバの契󠄅約けいやくはこ覆󠄄おほ 19 しかしてダビデいひけらくこれ工事こうじ式樣ひながたみなことごとくヱホバのそのわがうへにくだしてわれをしへてかゝせたまひしものなりと

20 かくてダビデそのソロモンにいひけるはなんぢこゝろつよくし勇󠄃いさみてこれをおそるるなかをののくなかれヱホバかみわがかみなんぢとともにいまさんかれかならずなんぢはなれずなんぢすてなんぢをしてヱホバのいへ奉事つとめもろ〳〵わざ成󠄃終󠄃なしをへしめたまふべし 21 かみいへもろ〳〵役事はたらきをなすためには祭司さいしとレビびと班列くみあり又󠄂またもろ〳〵わざ從事はたらきよろこびてなすところのもろ〳〵技󠄂巧者たくみなんぢとともにかつまた牧伯等つかさたちおよび一切すべてたみなんぢめいずるところをこと〴〵おこなはん〘605㌻〙

第29章

1 ダビデわうまた全󠄃ぜん會衆くわいしういひけるはわがソロモンはかみたゞひとり選󠄄えらびたまへるものなるがわかくして弱󠄃よわこの工事こうじおほいなりこの殿みやひとのためにあらずヱホバかみのためにするものなればなり 2 こゝをもてわれちからつくしてわがかみいへのためにものそなへたりすなはきんものつくきん ぎんものぎん あかがねものあかがね てつものてつ ものそなへたり又󠄂また葱珩そうかう はめいし くろいし火崗みかげいしもろ〳〵寳石はうせき蝋石らふせきなど夥多おびただ 3 かつまたわれわがかみいへよろこぶがゆゑ聖󠄃所󠄃きよきところのためにそなへたる一切すべてものほかにまた自己おのれ所󠄃有󠄃もちものなる金銀きんぎんをわがかみいへさゝ 4 すなはちオフルのきんぜんタラント精銀せいぎんせんタラントをさゝげてその家々いへ〳〵かべおほふにそな 5 きんきんものぎんぎんものすべ工人こうじんにてつくるものにもちふべしたれ今日けふみづか進󠄃すゝんでヱホバのためにそのものみたさんかと

6 こゝにおいて宗家そうけちやうイスラエルの支󠄂派󠄄わかれ牧伯等つかさたちにんかしらひやくにんかしらおよびわう工事こうじつかさどる者等ものども誠󠄃意まごころよりさゝげものをなせり
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7 そのかみいへ奉事つとめのためにさゝげたるものはきんせんタラント一まんダリクぎんまんタラントあかがねまんせんタラントてつまんタラント 8 また寳石はうせきあるものはゲルシヨンびとヱヒエルのよりこれかみいへ府庫くら納󠄃をさめたり 9 かれかく誠󠄃意まごころよりみづから進󠄃すゝんでヱホバにさゝげたればたみそのさゝぐるをよろこべりダビデわうもまたおほいよろこびぬ

10 こゝにダビデ全󠄃ぜん會衆くわいしう前󠄃まへにてヱホバを頌󠄃たゝへたりダビデのいはわれらの先祖せんぞイスラエルのかみヱホバよなんぢ世々よゝかぎりなく頌󠄃たゝへまつるべきなり 11 ヱホバよ權勢いきほひ能力ちから榮光さかえ光輝かがやき威󠄂光ゐくわうとはなんぢぞくすべてんにあるものにあるものはみななんぢぞくすヱホバよくにもまたなんぢぞくなんぢ萬有󠄃ばんいうかしらあがめられたまふ 12 とみたふときとはともなんぢよりなんぢ萬有󠄃ばんいう主宰つかさどりたまふなんぢには權勢いきほひ能力ちからありなんぢ一切すべてをしておほいたらしめ又󠄂またつよくならしむるなり 13 され我儕われらかみ我儕われらいまなんぢに感謝󠄃かんしやなんぢ尊󠄅たふと讃美さんび 14 たゞわれかくのごとくみづか進󠄃すすみんでさゝぐることをたるもわれなにならんやまた我民わがたみなにならんやよろづものなんぢよりわれらはたゞなんぢよりうけなんぢさゝげたるなり 15 なんぢ前󠄃まへにありてはわれらは先祖せんぞたちのごとく旅󠄃客たびゞとたり寄寓やどれるものたりわれらのにあるかげのごとし望󠄇のぞ所󠄃ところある 16 われらのかみヱホバよなんぢ聖󠄃名きよきなのためになんぢいへ建󠄄たてんとてわれらがそなへたるこの衆多おほくものすべなんぢよりまたみななんぢの所󠄃有󠄃ものなり 17 わがかみわれまたなんぢこゝろかんがみたまひ又󠄂また正直たゞしきよろこびたまふわれたゞしこゝろをもて眞󠄃實まことよりこの一切すべてものさゝげたりいまわれまたこゝにあるなんぢたみ眞󠄃實まことよりさゝげものをするを喜悅よろこびにたへざるなり〘606㌻〙 18 われらの先祖せんぞアブラハム、イサク、イスラエルのかみヱホバよなんぢたみをしてこれ精神せいしん何時いつまでもそのこゝろ思念おもひたもたしめそのこゝろかたなんぢせしめたまへ 19 又󠄂またわがソロモンに完全󠄃まつたきこゝろあたなんぢ誡命いましめなんぢ證言あかしなんぢ法度のりまもらせてこれをことごとくおこなはせそなへをなせるその殿みや建󠄄たてさせたまへ
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20 ダビデまた全󠄃ぜん會衆くわいしうにむかひてなんぢいまなんぢらのかみヱホバを頌󠄃たゝへよといひければ全󠄃ぜん會衆くわいしうその先祖せんぞたちかみヱホバを頌󠄃たゝふしてヱホバとわうとをはいせり 21 しかしてその翌󠄃日あくるひいたりてイスラエルの一切すべてひとのためにヱホバに犧牲いけにへさゝげヱホバに燔祭はんさいさゝげたりその牡牛をうしせん牡羊をひつじせん羔羊こひつじせんまたその灌祭くわんさい祭物そなへもの夥多おびただしかりき 22 そのかれおほいよろこびてヱホバの前󠄃まへ食󠄃ひかつみ  さらにあらためてダビデのソロモンをわうとなしヱホバの前󠄃まへにてこれにあぶらをそそぎてしゆくんとなし又󠄂またザドクを祭司さいしとなせり

23 かくてソロモンはヱホバのくらゐしその父󠄃ちゝダビデにかはりてわうとなりその繁榮さかえきはむイスラエルみなこれしたがふ 24 また一切すべて牧伯等つかさたち勇󠄃士ゆうしたちおよびダビデわうもろ〳〵子等こらみなソロモンわう服󠄃事ふくじ 25 ヱホバ、イスラエルの前󠄃まへにてソロモンをはなはおほいならしめかれより前󠄃まへのイスラエルのわういまたること有󠄃あらざるわう威󠄂これたまへり

26 それヱツサイのダビデはイスラエルの全󠄃地ぜんちをさめたり 27 そのイスラエルををさめしあひだは四十ねんなりすなはちヘブロンにて七ねんをさめヱルサレムにて三十三ねんをさめたりき 28 遐齡よきよはひにいたりとしとみ尊󠄅貴たふとき滿足みちたりしねそのソロモンこれにかはりてわうとなる 29 ダビデわうはじめより終󠄃をはりまでなしたる事等ことども先見者せんけんしやサムエルのふみ預言者よげんしやナタンのふみおよび先見者せんけんしやガドのふみしるさる 30 そのうちにはまたかれ政治まつりごととその能力ちからおよびかれとイスラエルと國々くに〴〵すべてたみのぞみしところの事等ことども〘607㌻〙
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